バンコクで初めてアートビエンナーレ2018年10月19日~2019年2月3日まで開催
ビエンナーレ(biennale)とは、2年に1回開かれる美術展覧会のことです。語源となっているヴェネツィア・ビエンナーレは、世界中からアーティストを招待して開催される展覧会として100年以上の歴史をがあります。
美術だけでなくデザイン、ポスター、映画、CG、建築、オブジェ、パフォーマンスなど幅広い視覚芸術・舞台芸術と様々な分野に渡ります。
今回のバンコクビエンナーレには33カ国から75名のアーティストが参加し、会場は20ヶ所です。日本からは奈良美智氏、草間彌生氏が参加されています。
Bangkok Art and Culture Centre(バンコク芸術文化センター)
数ある会場の中から、多くの作品が展示されている、Siam(サイアム)のバンコク芸術文化センターをチョイスしました。
土曜日ということもあり、サイアムは凄い人でした。BTS National Stadium(ナショナルスタジアム)から直結、BTS Siam(サイアム駅)からも徒歩で5分ほどとアクセスもいいし、ビエンナーレが行われていることもあり、バンコク芸術文化センターも凄い人でした。
ビエンナーレの作品
入ってすぐに圧巻なのは、アイキャッチ画像で使用している吹き抜けセンターに5Fまで創られたChoi Jeong Hwa (韓国)のBasket Towerです。カラフルなバスケットを大小組み合わせて、5Fから吊り下げられている巨大モニュメントです。
この美術館は螺旋状に作品を見て回るので、各階によって見え方も変わり、POPな感じが楽しい雰囲気をだしていました。
ビエンナーレの作品 3F
ビエンナーレの作品 4F
通常は企画展が行われてい4Fからが、今回のビエンナーレのアート作品が集中しています。
SUNANTA PHASOMWONG(タイ)のThe State of Suffering。ワイヤーネットで造られたオブジェ。
Numen For Use Design Collective(クロアチア)Tape installation。テープを使用して、繭のようなオブジェを作っているのですが、絵画、写真は作品と違い、その場で作る作品はここに籠って何日創作したしたのかなぁと、感慨深いものがあります。
映像やパフォーマーの方の演技などもあり、色々と楽しめます。
ビエンナーレの作品 1F オープンスペース
1F入口横のスペースにはSornchai Phongsa(タイ)の竹と赤い紐で組み合わせて造った巨大なALIEN CAPITAL。Marc Schmitz(ドイツ)のShelter。など巨大なモニュメントが目を引きます。
バンコク芸術文化センターは建物自体がアーティスティックで、天井が高く、螺旋状の吹き抜けの構造なので、モダンアートの作品映えします。
サイアムセンターの1Fの通路スペースにも、ビエンナーレの作品が展示されています。開催期間は長いので、ゆっくり楽しみたいですね。
コメント