タイの大手銀行のなりすましSNSとメール
先日、タイの銀行からのなりすましSMSとメールを受信したので、注意喚起も兼ねて記事にします。
SMS
通常は銀行のクレジットカードの支払時などにOTP(ワンタイムパスワード)が送られてくるアカウントからのなりすましSMSです。1日目は同じ内容が続けさまに2回、翌日に内容が異なる1回送られてきました。
1日目はカードの取引ができないので、下記番号に連絡ください。2日目はUSDの取引カードがあり、この取引をしていない場合連絡ください。との内容です。2日続けて異なる内容というのも、詐欺SMSという感じです。
メール
銀行に登録しているGメールに、Transaction Noticeとして、SMSと同じで、1日目は同じ内容が続けさまに2回、翌日に内容が異なる1回送られてきました。内容は1日目がカードの取引ができない。2日目はUSDの取引カードがあり、この取引をしていない場合連絡ください。
送信者はnoreply@メールアドレスです。noreply@アドレスとはサーバーから自動的に送信されるメール、返信を受け付けないメールに使用されます。とにかくSMSもメールも記載番号に電話してください。です。
なりすまし詐欺とはわかり、本当のカスタマーサービスとの電話番号とは違います。
電話
なりすまし詐欺と分かっているので、ほっておいたら、なんと記載されている番号からご丁寧に電話までかかってきました。
タイ中央銀行(BoT)のモバイルバンキング詐欺対策
2023年3月にモバイルバンキング詐欺に対処するため、URLを含むSMSの送信禁止、5万バーツ以上の送金の際の生体認証等、送金の日数制限など、銀行が実施すべき新しい対策を発表しました。この対策の1つは、すべての銀行が、ユーザー名、パスワード、IDカード番号などの個人情報を要求するリンク付きのショートメッセージ(SMS)または電子メールの送信を停止することです。
注意事項
タイの銀行から、私の場合、電話番号記載でしたが、SMSやメールにリンク付きのメッセージは送信されないので、銀行のなりすましSMSやメールが届いたとしても、リンクをクリックしたり、電話などはしないように注意が必要です。
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