入国カード(TM6)が免除は一時的
2022年6月14日、タイ首相府副報道官は、空路でタイに入国する外国人旅行者に対して、出入国カードTM6の記載を一時的に免除する決定を内閣が行ったと明らかにしました。措置には1週間はかかるとみられていましたが、7月2日から実施されました。陸路や海路での入国は、引き続き出入国カードの記載は必要です。
海外からの旅行者の急増
タイ入国の規制緩和が6月1日から行われ、7月1日からはタイランドパス、海外旅行保険の撤廃で、海外からの旅行者が急増しています。出入国カードの記載免除は、到着時に多くのフォームに記入する必要があるため、外国人旅行者のプロセスを減らし、入国審査を容易にします。
また国際線の到着数が増えるにつれて、混雑を緩和するのにも役立ちます。
旅行者のデータ
タイに到着した旅行者に関するデータの収集は、生体認証システムと航空会社や旅行会社からの情報によって行うことができます。なお、タイ人の出入国カード記載は、2017年以降免除になっています。この決定により、推定6,500万のTM6フォームの印刷コストが年間約4,550万バーツ節約されます。
タイ入国の飛行機内で慌ただしく記入しているTM6ですが、一時的措置から撤廃されるといいのですが。
2022年1月から6月までのタイ入国者数
2022年7月4日、タイ政府広報局は、タイへの入国者数は合計212万4,326人と発表しています。2022年6月1日以降、規制緩緩和により、1日あたり約2万5000~3万人がタイに到着しました。そして、タイランドパスが廃止された最初の日の7月1日には、41,823人がタイに到着しています。
タイ入国者数 上位10ヶ国
- インド、234.206人
- マレーシア、196,764人
- シンガポール、127,371人
- 英国、125,284人
- アメリカ合衆国、107,544人
- ドイツ、97,457人
- オーストラリア、79,582人
- カンボジア、74,825人
- フランス、73,654人
- ロシア、70,762人
先日訪れたパタヤでもインド人の多さが目立ちました。日本人も増加しているとは思いますが、円安が続いていますし、日本入国のPCR陰性証明書が必要なため、短期間の旅行者はまだまだハードルが高いです。
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