誕生日の曜日を知ることは重要
日本にいると誕生日の曜日は知ることもないですが、曜日ごとにシンボルカラーや仏像が決まっているため、タイの方にとって誕生日の曜日はとても重要です。誕生日の曜日のカラーのものを身につけたり、寺院に行ったときは誕生日の曜日のカラーの仏像を拝んだりすることが幸運をもたらすと人々の間に深く浸透しています。
はるか昔、まだカレンダーを持っていなかった頃、宮廷に出仕する女性の洋服の色を見て、人々はその日が何曜日かわかっていたといいます。
日本の星座占いや血液型占いのように、曜日ごとに性格や運勢を占ったりもします。
曜日ごとのカラー
- 日曜日：赤
- 月曜日：黄色
- 火曜日：ピンク
- 水曜日：緑色
- 木曜日：オレンジ
- 金曜日：水色
- 土曜日：紫色
故プミポン国王（Rama9世）とワチラロンコン国王（Rama10世）のカラーは黄色
故プミポン国王（Rama9世）と現国王のワチラロンコン国王（Rama10世）の両国王が月曜日生まれでカラーが黄色です。私がタイの曜日ごとのカラーを知らなかった時、国王のカラーが黄色と勘違いしていました。
2019年5月4・5・6日の3日間に行われたワチラロンコン国王戴冠式、2019年7月28日のワチラロンコン国王誕生日、12月5日のラーマ9世誕生日の1ヵ月前ぐらいからバンコクの商業施設、橋、公園などの公共施設は黄色で装飾され、多くのタイの方は黄色のポロシャツ、Tシャツなどの黄色の洋服を着用します。ワチラロンコン国王戴冠式のパレードで側道に集まった人々は黄色一色で圧巻でした。
曜日ごとの仏像
- 日曜日：仏像は「プラプッタループ・パーンタワーイネート」と呼ばれます。右手を上にして両手をお腹の上で組み、菩提樹を見つめる立像です。
- 月曜日：「プラプッタループ・ハーム・サムトーン」呼ばれます。左手を垂直に降ろし、右手のひらを胸の高さで外に向けて飢餓と日照りを制止している立像です。
- 火曜日：仏像は「プラプッタループ・パーンサイヤート」と呼ばれます。右手を枕に乗せて腕を耳に当て、手のひらを開いて頭を抱えています。左手は腰の方に伸ばし、目を閉じて両足を揃えて横になった寝釈迦像です。
- 水曜日：仏像は「プラプッタループ・パーンウムバート」と呼ばれます。右手を側面に左手を底に添えて、両手でお布施の鉢を前に抱え、足を揃えた立像です。
- 木曜日：仏像は「プラ・プッタループ・パーンサマーティ」と呼ばれます。左手を下にして手のひらを組み、右足を上に胡坐をかいて瞑想している坐像です。
- 金曜日：仏像は「プラプッタループ・パーンラムプン」と呼ばれます。右手を上にして両手を胸の上で交差し、仏法と伝道について瞑想する立像です。
- 土曜日：仏像は「プラプッタループ・パンナークプロット」と呼ばれます。右手のひらを上に体の前で手を重ね、背後にいる7本頭の蛇・ナーガに保護されて瞑想している坐像です。
曜日の調べ方
のサイトから調べることができます。タイに暮らしていると、誕生日の曜日を知ることも大切です。ちなみに私は金曜日でカラーはブルーです。
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