秋春制にシーズン移行
これまでの経緯
コロナウイルス感染拡大で、タイリーグT1・T2は2月29日、3月1日の第4節を終了後中断しています。当初は3月8日の試合から3月中は無観客でその後は状況に応じて検討となりました。
3月13日にタイサッカー協会とタイリーグは4月17日まで試合を延期し、2020年4月18日から試合を再開すると決定。
その後5月2日再開に延期されました。
政府から3月26日に非常事態宣言が発令され、5月中の再開はなくなりました。
9月に再開が決定
タイサッカー協会とタイリーグは4月14日にT1・T2のチームの代表者を集めた会議が行われ、投票で9月に再開が決定しました。リーグは9月再開して2021年5月に終了予定です。
会議後の決定事項
- T1とT2は2020年シーズンの第5節を2020年9月に開始、2021年5月にシーズンを終了。2つのカップ戦はまだ残っていますが、試合開催は今後の状況によります。
- T1とT2のクラブがタイ人および外国人の給与を50%削減するとしましたが、S.Ballは調整があることをAFCおよびFIFAと交渉します。
- 2021年までにリーグを再編成して、2021年9月にシーズンが開幕、2022年5月終了。雨季の間がオフになります。
- 2020年シーズンにチームをサポートするための資金。放映料を全額を受け取れるかどうかはまだ決定していません。
現在のタイは緊急事態宣言が発令中のため、9月再開でシーズンを欧州に合わせるのは思い切った判断です。サポーターからすると乾季にスタジアムに行けるのは雨の心配がなくなるので朗報です。
世界各国の2020年シーズンは?
韓国は再開されました。
欧州
- フランス リーグアン:終了
- オランダリーグ:終了
- ドイツ ブンデスリーガ:5月15日再開、(選手全員にPCR検査)
- スペイン リーガエスパニョーラ:6月20日予定
- イタリア セリエA:練習再開、再開は未定
- イングランド プレミアリーグ:6月8日以降
Jリーグ
日本も緊急事態宣言が発令中で、再開のめどはたっていません。7、8月に再開し、延期分を消化しながら12月に全日程終了を目指すとなれば過酷な連戦になります。タイのように9月に再開の秋春制が再浮上しているようですが、降雪地域のスタジアム問題で今までは見送られています。
再開決定したブンデスリーグでは全選手PCR検査を受けて、陰性が確認されたら出場できます。日本では全選手PCR検査も難しいので、他の方法が模索されています。
世界各国リーグ、制限緩和されていますが、無観客試合の開催などこれからも少しずつ緩和されていきます。以前用には中々いかないでしょうが、スタジアムで観戦できる日を楽しみにしています。
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