5月11日 タイは農耕祭で祭日

稲作イベント

タイ語で農耕祭はวันพืชมงคล(ワン・プット・モンコン)

毎年農耕祭は祭日ですが、日程が占星術で決まるため、5月中の任意の1日で日程は毎年変わります。官公庁のみ休みで銀行や一般企業は営業しています。2019年は5月9日でした。正式名は วันพระราชพิธีพืชมงคลจรดพระนังคัลแรกนาขวัญ 。

農耕祭(ワン・プット・モンコン)とは

5月の作付けシーズンの始まり(雨季の始まる前)に行われるタイ王室による田植え儀式で、毎年バンコクの王宮前広場で行われます。行事はワチラロンコン国王夫妻により執り行われます。タイ中の農民が祝福を受ける式典の日で農民の日として祝われます。13~15世紀のスコータイ王朝より続く儀式です。

2020年の農耕祭

2020年はコロナウイルス感染拡大の非常事態宣言発令中で、例年の様に多くの人々が集まることは禁止され王宮前広場の儀式は中止されました。国王が枢密院の議長であるスラユット・チュラノン将軍をチトララダ(王室の農地)で田植えの儀式の議長に指名し、農家への幸運と励ましのための儀式が行われました。

儀式で使用された稲種子は5種類で、小さな封筒に詰められ「王立植栽米品種」として農民に配布するためにさまざまな県に届けられます。

儀式の様子

王宮前広場で行われる儀式は、赤と金の布をまとった聖なる白牛2頭が王宮前広場を9周します。お盆に乗せた玄米、とうもろこし、豆、ゴマ、草、水、酒の7種類から何を選ぶかによって、その年の作物の出来を占う。2頭の牛がどの作物を選ぶかを見ることだそうです。選ばれた作物によって、その年の豊作となる作物などがわかるそうです。

儀式の最中にまかれる種もみは、「お金が貯まる」という縁起物のため、終了後、周囲の観客が何百人と会場に飛び込んできて、競って種もみを拾うようです。

聖なる白牛

儀式に牛が選ばれているのは、昔から稲作で牛は大事な労働力で、農業の手伝いをする大事な仲間と考えられています。現在もイーサン地方などで農業に牛を使っています。

王宮前広場の儀式のフリー画像はないため、興味のある方は「タイ農耕祭」で検索してみてください。

農家の方にとってはコロナウイルス感染拡大で中止になり、残念なことになりました。画像を見ていると歴史を感じる儀式でタイの文化を知るためにも来年は行ってみたいと思います。

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