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AFCアジアカップ2023の決勝戦

AFCアジアカップ、タイVSキルギス サッカー

決勝戦はカタール VS ヨルダン

AFCアジアカップ決勝トーナメント

2024年2月10日、ドーハ近郊のルサイル競技場で開催国のカタールVSヨルダンが行われました。カタールがFIFAランキング58位、ヨルダンが87位です。

カタール代表

開催国のカタールは、グループA第1節でレバノン3-0、第2節でタジキスタンを1-0、第3節で中国を1-0で破り、無失点で3戦全勝。ラウンド16ではパレスチナに2-1の逆転勝利。準々決勝のウズベキスタンはPK戦を3-2で制しました。準決勝では、イランと撃ち合いを演じながら、3-2で勝利。2大会連続のファイナル進出を決め、大会連覇へ王手をかけました。

ヨルダン代表

ヨルダンは、グループE第1節でマレーシアに4-0と大勝するも、第2節の韓国は2-2のドローで、第3節ではバーレーン代表に0-1で敗れました。最終節でグループEの3位になり、各グループの3位チームの中では成績がトップとなり、2大会連続のグループステージ突破。ラウンド16ではイラクに3-2で勝利。準々決勝ではタジキスタンを1-0。グループE第2節以来の再戦となった準決勝では、韓国に2-0で完勝。史上初のアジアカップの決勝戦です。

試合前半

試合序盤はブロックされた守備をベースとしながら、カタール代表が流れを引き寄せる。
8分:カタールが左サイドでロングフィードを受け、シュートはGKがセーブ。
16分:レバノンの威力あるシュートは枠を捉えるも、キーパーがパンチング。
22分:カタールがドリブルでボックス左へ侵入。後ろからレバノンに倒され、カタールにPK。PKをエースFWアフィフが決めて、カタール1-0レバノン。

ヨルダンはロングボールを用いて攻撃するもゴール前まで運べない。
45分:カタールエースFWアフィフが左ひざの辺りを痛め、倒れ込んでしまうが、なんとかピッチに戻りプレー続行。直後にヨルダンが左サイドを破り折り返しをシュート。DFがブロック。前半はカタール1-0レバノンで終了。

試合後半

後半に入ると、1点を追うヨルダンが怒涛の攻撃。
57分:ヨルダンがボックス右で折り返しを受け、シュート。
59分:ヨルダンがスルーパスからのシュートはキーパーがセーブ。その1分後にはドリブルでペナルティエリア67分:ヨルダンのクロスボールにファーストタッチで前を向き、ゴールネットを揺らした。カタール1-1レバノン。試合は振り出しに。

69分:後半は劣勢だったカタールが、ボックス内でパスを受けたイスマエル・モハマドが倒され、カタール2度目のPKが与えられる。このPKをアフィフが再びゴール左へ、カタール2-1レバノン。

後半アディショナルタイム:カタールが最終ラインからのロングフィードを抜け出したアフィフがGKアブレイラに倒され、またもPKが与えられた。アフィフは右下に流し込み、PKのみでハットトリックを達成。カタール3-1レバノンで試合は終了。

カタールは2大会連続2度目の優勝を飾りました。優勝賞金500万ドルを獲得。決勝で3本のPKを決めてハットトリックを達成したカタールのFWアフィフが、計8ゴールで大会最優秀選手と得点王に輝きました。

アジアカップ2連覇の達成は、1956年と60年大会の韓国代表、68年、72年、76年のイラン代表、84年、88年のサウジアラビア代表、そして2000年、2004年の日本代表に続く史上5ヵ国目のチームとして大会史に名を刻みました。

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