バンコク都はタイ王国警察(STO)と協力
バンコクでは乾季になると朝晩涼しく、日中も暑すぎず、雨が降らない好天の日が続いきますが、毎年PM2.5の問題が起こります。
交通標識と連動
この時期は毎日のように大気汚染のレベルがニュースでも取り上げられますが、より多くの人々に大気汚染のレベルを知らせるために、タイ王国警察(STO)が運営する街中の交通標識の電光掲示板に表示されることになりました。
大気の測定はバンコクのモニタリングステーションからPM2.5の測定データを、50地区の70ポイントに1日3回表示します。データは15秒ごとに2時間交互にローテーションされます。
- 午前6時~午前8時
- 午前11時~午後1時
- 午後5時~午後7時
PM2.5の原因
バンコクの大気汚染の原因は、交通渋滞の排ガス、コンドミニアム・公共工事などの建築現場からの風塵などが挙げられます。
また天候の影響もあり、大陸からの北東モンスーンがバンコクと周辺地域(ノンタブリー、パトゥムターニ、サムットプラーカーンなど)を高気圧が覆います。この高気圧が冷気を引き起こし、 朝、風がほとんど吹かず気温が下がりまた、乾季の間は雨がほとんど降りません。これにより、バンコクのPM2.5のレベルが上昇し、日常生活に影響を与える可能性のあるレベルに達することがあります。
1月頃はバンコク郊外ノンタブリーで償却の煤煙の影響もありました。タイ北部などでは野焼き、乾燥にによる山火事などが大気汚染の原因になっています。
大気汚染状況を確認できるアプリ
「Air4Thai」をApp Storeでダウンロードできます。大気汚染状況を確認できます。
予防措置としてはマスク(PM2.5防塵マスク)を着用、。高齢者、幼児、および特別な医療を必要とする人々野外活動を控える必要があります。新型コロナウイルス感染予防も合わせてマスクは必須です。
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