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バンコク 三越伊勢丹がワンバンコクの事業に参画

バンコクのワンバンコク ショッピングモール

One Bangkokのオフィス事業と小売事業に共同で参画

三越伊勢丹ホールディングスは、バンコクのルンピニで最大の複合開発プロジェクトOne Bangkokのオフィス事業と小売事業に共同で参画することを決定しました。2024年4月5日に合弁契約を締結、5月17日にタイ・バンコクにて調印式を開催しました。

One Bangkokとは

One Bangkok(ワンバンコク)は、総面積約173,000㎡、投資額約1,200億バーツを超えるバンコク中心部最大の複合開発です。バンコクのルンピニに位置し、近未来的なオフィス、回遊性のある商業施設、高級コンドミニアム、5つ星のホテル、ライブ・エンターテイメント・アリーナ、芸術と文化の発信地、8,000㎡にわたる開放的な広場から構成されています。

One Bangkokの事業は、タイ最大級の企業グループのTCCグループ傘下の大手不動産会社TCC Assets(TCC アセッツ)、と様々な国で不動産開発・運営を担う多国籍企業のFrasers Property Limited(フレイザーズ・プロパティ)の子会社One Bangkok Co.Ltd(ワン バンコク カンパニー)と共同でのプロジェクトです。

日本大使館の横の広大な敷地で、大使館に行くたびに進行状況はチェックしていました。

三越伊勢丹の海外事業戦略

三越伊勢丹グループは顧客の暮らしを豊かにする、特別な”百貨店を中核とした小売グループを長期目標に掲げ、世界に向けた発信力を持ち、高感度上質消費において最も支持される存在を目指しています。

この中長期経営計画において、海外事業戦略では「選択」と「転換」を掲げ、既存小売事業の構造改革を進める一方で、国内小売事業で培ったノウハウと暖簾の力で不動産の価値向上と収益拡大を目指す新たな海外事業モデルに着手し、将来のまち化(ホテル・レジデンス・オフィスなどの複合用途開発による独自の価値向上)の実現に向け、様々な不動産の知見の獲得を目指しています。

海外事業モデルの第1弾はフィリピン・マニラのレジデンスMITSUKOSHI BGC、第2弾として、ワンバンコクのオフィス事業と小売事業の複合開発です。三越伊勢丹グループが既にシンガポール、マレーシア、フィリピンに出店している点も踏まえ、東南アジアを重点エリアとしています。

One Bangkokの事業内容

オフィス事業は、One Bangkokに建設されるプレミアムグレードAオフィスタワーのうちの1棟「Tower4」に出資、オフィス事業に参画。また、小売事業においては、One Bangkokの商業施設のうちの1つParadeの地下1階に、食品・飲食のカテゴリーに特化した三越ストアの出店を計画しています。2024年度中に開業予定。

ラチャダムリの伊勢丹が撤退して、2年が過ぎますが、One Bangkokへの三越ストアの出店は楽しみです。

One BangkokのMap

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