日本語対応のサミティベート病院
サミティベート病院はバンコクのSukhumvit(スクンビット)49に位置する、日本語通訳がいるので問題なく治療を受けることができます。昨年皮膚科に治療に行って以来です。本館2階の日本人専用受付で、診察券と海外旅行保険を提示、病状を説明します。予約表を持って本館の外科病棟へ。
外科
外科の受付で予約表を渡し、先ず血圧測定を行い。待合室で待機します。10分ぐらい待って名前を呼ばれて診察室へ。日本語通訳の方も帯同します。
私の症状は左手中指の第一関節上が赤みを帯びて少し腫れています。痛みは常時ではなく、たまに少し痛みを感じる程度。少し前に針で中指を刺したことがあり、直ぐになおったのですが、しばらくして痛みを感じるようになり雑菌が入ったのかな?と思い診察を受けました。
指を曲げることができるので骨折でもなく、抗生剤を飲んで腫れが引かない場合、何か異物が混入しているので外科手術をするので3日間ほど経過観察しましょうと言われました。その時に破傷風のワクチンを打っていますかと聞かれ、今までに打ったことがない旨を伝えると、今日は破傷風のワクチンを打ってくださいと言われ、診察は終了。
破傷風のワクチン
タイでは擦り傷、切り傷などから破傷風になることがあることは知っていて、いつもは少し擦りむいた程度でも、消毒を心掛けていますが、針で刺したときは消毒をするのを怠っていました。破傷風でなくても日本と比較すると雑菌も多いのでしょう。
破傷風のワクチンは3回接種します。2回目は1か月後、3回目は約半年後です。
ワクチン接種により免疫が10年間持続します。前回の接種後10年を過ぎた人は追加接種をします。診察後、血圧測定をした部屋で破傷風のワクチン接種をして本日は終了です。
診療費
会計は本館にあり、支払いの後、隣で薬を受け取りました。海外旅行保険のキャッシュレスのため、サインをするだけです。薬2,196、ワクチン接種1,584で診察費トータルは約4,276バーツです。
破傷風とは
破傷風は、怪我をしたときに傷口から破傷風菌が体の中に入ります。破傷風菌は、世界中の土のなかに存在し、特に動物の糞便で汚染された土壌が危険です。
感染して3日から3週間の症状のない期間があった後、口を開けにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が現れます。その後、体のしびれや痛みが体全体に広がり、全身を弓なりに反らせる姿勢や呼吸困難が現れます。治療が遅れると死に至ることがあります。治療のために血清や抗菌剤を投与します。傷口の治療や呼吸をしやすくするための治療が行われます。
日本の外務省のHPではタイに赴任する際、A型肝炎、B型肝炎、破傷風は必要、腸チフス、狂犬病、日本脳炎はできれば接種してくださいと記載されています。
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