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タイ ドークラックでナーチャーンを創りました

花細工ナーチャーン 花細工

ドークラックで製作

タイのドークラック

本来はプットの花を使用しますが、今の乾季の温度の低い時期にはプットの花が小さいことと、製作の難易度の問題もありドークラックを使用しました。プットの花は1年中花細工には使用します。

ナーチャーンの作り方

花細工ナーチャーン
花細工ナーチャーン

ナーチャーンも以前作ったクリンタケンと同様に寺院などに飾られています。上部の芯になる部分は竹を使用します。竹を使用するのが古来からの方法で、現在はステンレスの針を使用することも多いそうです。

竹の端から1cmくらいの位置に糸を結びます。ナーチャーンの1段目の部分を最初に作ります。ドークラックを2個を2セットでV字になるようにして竹に留めていきます。ドークラックが同じ方向を向くように注意し、V字の先は少し隙間を開けます。こうすることにより、花が引っ張られるのを防ぎます。また、ドークラックはなるべく同じ大きさの花を選びます。1段目は7セットで完了です。糸で留めているため、間隔の微調整は後でもできます。

花細工ナーチャーン

次に竹の芯の部分の飾りを作ります。1段目のV字の上に3個のドークラックを1セットで糸に通して、留めていきます。この時、ドークラックの向きが真っすぐになるように注意して留めます。表面が完了したら、同様に裏面もドークラックを留めます。竹を芯に使用することで、両面にドークラックの花の飾りができます。

花細工ナーチャーン

竹の芯の部分の飾りが完了すると最初に作った1段目の続きを作ります。2段目は1段目のV字の先に糸を通して、1段目同様、ドークラックを2個を2セットでV字になるようにして竹に留めていきます。両端の糸は最後の飾りのウバを付けるために、7、8cm残しておきます。

3段目からも同様に作り、三角形の頂点が1セットで完了です。

最終の仕上げ

両端にウバを付けていきます。今回も時間内に終了できるように先生がウバを事前に作って用意してくれています。上部は真ん中から18個づつ同方向になるように、ドークラックを糸に通し両端を固定します。真ん中から、吊り下げの部分を作ると完成です。

花細工ナーチャーン

白のドークラックにウバのグリーンがアクセントになった上品なナーチャーンが完成しました。

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