Electronic Sports(エレクトロニック・スポーツ)とは、コンピュータゲームをスポーツ・競技として捉える際の名称です。
タイでは政府が2017年にeスポーツを正式な「スポーツ」と認定し、タイeスポーツ連盟(TESF)の設立を承認しました。競技の市場規模が年々拡大していて大きな経済効果を生むと期待されています。
2018年7月26日に、タイのEスポーツ産業の底上げを狙い、VR・Virtual Reality(バーチャルリアリティー)コンテンツを制作するタイの会社がバンコクにThailand E-Sports Arena(タイランド・Eスポーツ・アリーナ)を開設しました。VRのオンライン・ゲームなのに、アリーナを作る所が凄いです。
Thailand E-Sports ArenaはMRT タイカルチャーセンターにあるザ・ストリート・ラチャダの5階にあります。
10月15日もeAreana VS Air Asiaの対戦がありました。タイのeスポーツを国際的なレベルまで引き上げるために、官民セクターと連携し、選手育成機関の設立も計画しています。
プラトゥナームにあるPantip Plaza(パンティップ プラザ)2階にもEスポーツ・アリーナがあります。
パンティップ プラザはPC、モバイル、ゲームなどを取り扱うIT系ショッピングモールです。当日見たのは5対5のシューティングゲームのチーム対戦でした。成功すると歓声が上がり盛り上がっていました。1階ではeスポーツの告知を兼ねてのイベントが開催されていて、ゲームで使用するPC・モニターの販売もしています。
モニターはアールの画面でPCもスケルトン仕様でカッコいいですが、パワーのあるマシンなので当然高額です。
2019東南アジア競技大会で正式種目に
11月30日~12月11日までフィリピンで開催される東南アジア競技大会ではeスポーツは正式なメダル種目に決定しました。2018年には規模の大きいアジア競技大会でeスポーツがデモンストレーション種目として採用されています。
タイでの市場規模は世界第19位、東南アジアではインドネシアに次ぐ2位です。毎年10月に開かれる「タイランドゲームショー」の来場者が年々増加し、世界的な大会で活躍するタイ人プロゲーマーも近年台頭しています。ネットカフェでもゲームに夢中の方が多くいます。
2019年10月25日~27日 AM10時~PM8時までSiam Paragon(サイアムパラゴン)のRoyal Paragon Hallで「タイランドゲームショー」が開催されます。
▼Thailand E-Sports Arena(タイランド・Eスポーツ・アリーナ)のMap
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