バンコク 2021年5月17日より店内飲食が規制緩和で許可

タイ政府が5月15日、規制緩和を発表

新型コロナウイルス感染状況に応じたゾーン分けの変更を行うと共に、5月1日に発令された非常事態令第９条に基づく決定事項（第22号）の一部緩和を含む非常事態令第９条に基づく決定事項（第23号）を発令しました。

店内飲食

バンコクを含む最大かつ厳格な管理区域「ダークレッドゾーン」で、店内飲食が許可されます。ただし座席が使用できるのは全席の25％まで（4人席を1人で使用）。PM9時まで店内飲食が可能で、テイクアウトはPM11時までです。全てのゾーンにおいて、店内でのアルコールの提供は不可です。

管理区域（ゾーン）の変更

感染者が収まらないバンコクは引き続きダークレッドゾーンですが、感染者が激減したチェンマイはオレンジゾーンにチョンブリーはレッドゾーンに変更になりました。

●レッドゾーン（最高度管理地域）17県
●オレンジゾーン（管理地域）56県

非常事態令第23号

• 衛生マスクまたは布マスクの着用
• 学校および全ての教育機関は多数が参加し感染の危険性が高い、授業、試験、研修、各種各動のための施設の使用を禁止。
• ワクチン接種の促進
• 感染拡大の原因となる行為の防止（不法入国者の手引き、スクリーニングや検査ならびに隔離の黙認など）
• 勤務先以外での作業（勤務先で作業する人数を減らす、勤務時間を短縮など）

2021年5月16日の感染状況

2021年5月16日（日）、タイCOVID-19状況管理センター（CCSA）は新型コロナウイルス新規の陽性者を2,302人確認したと発表しました。現在1,228人が重症・重篤で、408人が人工呼吸器を使用しています。また新たに24人が死亡しました。

2,041人の陽性確認の内、23人は海外からタイに入国して隔離検疫施設に滞在中の人々で、国内感染には含まれません。5月16日の発表の時点で、累計の陽性者の数は101,447人。死亡は合わせて589人。35,055人が治療中（病院21,462人、野戦病院13,593人）です。

国内感染者

国内感染者は2,279人。地域別ではバンコク1,218人、パトゥムターニ243人、サムットプラカーン117人、ノンタブリー103人、プラチュワップキーリーカン66人、チョンブリー48人、サムットサコーン47人、ソンクラー37人、アユタヤ37人、スラタニー27人。

バンコクで店内飲食は許可されましたが、公園、美術館などの施設は引き続き閉鎖です。