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11月の満月はビーバームーン

満月 天候

11月30日~12月1日明け方まで

11月の満月を英語でBeaver Moon(ビーバームーン)と呼びます。11月はネイティブアメリカンがビーバーを捕まえるワナを仕掛ける時期という説と、ビーバーが冬の為のダム作りを始める時期という2つの説からビーバームーンと名づけられたといわれています。

今日の満月は半影月食

今夜から明日明け方にかけて、日本付近は冬型の気圧配置となるため、太平洋側ほど晴れてバッチリ満月を見られる予想です。大阪でも綺麗な満月を見ることができました。

満月で半影月食です。半影月食とは、月面から見て部分日食が起こっている状態です。月食という名が付いているものの月が欠けて見えることはなく、グラデーションのように片側が少し暗く見える現象ですが、実際肉眼でははっきりとはわかりません。

  • 半影食の始まり:16時32分頃
  • 半影食の最 大:18時43分頃
  • 半影食の終わり:20時53分頃

2020年の半影月食

2020年は3回の半影月食を見るチャンスがありました。

1回目が1月11日の未明から1月12日明け方にかけてで、食の始まりは2時8分頃、食の最大は4時10分頃、終わりは6時12分頃でした。1月の満月はWolf Moon(ウルフムーン)と呼ばれています。2回目が6月5日夜から6日明け方にかけてで、食の始まりは2時46分頃、食の最大は4時25分頃、終わりは6時4分頃でした。6月の満月はStrawberry Moon (ストロベリームーン)と呼ばれています。

2020年は3回見ることができた半影月食ですが、次回は2023年5月まで見ることができません。今夜から明日明け方にかけて、日本付近は冬型の気圧配置となるため、多くの地域で半影月食を見ることができました。

12月の天体

2020年12月21日、夜空で木星と土星が接近します。土星と木星がこれほど接近するのは1226年以来のことです。この2つの惑星は20年ごとに接近して「合」を迎えますが、2020年はまるで「二重惑星」のようになりそうです。

見る条件としては赤道に近いのが最高ですが、それ以外の場所でもこれらの惑星が沈む前に1時間くらいは観察できます。

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