ダークレッドゾーンの地域を追加
タイは連日、新型コロナウイルス感染者数が1万人を超えています。感染拡大を抑えるため最高度厳格管理地域「ダークレッドゾーン」を今までのバンコクと周辺の県(ノンタブリー、サムットプラカーン、パトゥムターニ、ナコンパトム、サムットサコン)と南部の県(ナラティワート、パッタニー、ヤラー、ソンクラー)、の10都県に3県追加されると2021年7月18日、タイCOVID-19状況管理センター(CCSA)から発表されました。
新たにダークレッドゾーンに追加される県
- チョンブリー
- アユタヤ
- チャチューンサオ
ダークレッドゾーンは夜間外出禁止令(PM9時~AM4時まで)などの厳しい制限が発令されています。
バンコク 商業施設の営業規制
7月11日からバンコクでは夜間外出禁止令(PM9時~AM4時まで)、ショッピングモール・デパートはPM8時に閉店。(スーパーマーケット、金融機関、薬局、レストラン、通信機器販売店、予防接種センターはショッピングセンター内で営業可。)などの厳しい制限が発令されましたが、1週間経っても新型コロナウイルス感染者数は減少しないため、バンコク都は2021年7月19日、さらなる規制強化となる「バンコク都告示第37号」を発令しました。7月20日より適用となります。
営業規制内容
- デパート、ショッピングモール、コミュニティモールの営業時間はをPM8時まで。施設内のスーパーマーケット、衛生用品や医薬品の店舗、ワクチン接種や医療のみ営業が可。
- 飲食店の営業時間をPM8時まででテイクアウトのみ。
- コンビニ、市場の営業時間はPM8時まで(PM8時~AM4時まで閉店)
- ホテルの営業は通常通り、会議や宴会の実施は禁止。
- 学校、教育・研修機関はオンライン。
- 病院、クリニック、薬局、工場、証券、金融、銀行、ATM、情報通信機器、郵便・配送、ペットフード、衛生用品や医薬品、建築資材、DIY用品、定期市場(食料品および生活用品に限る)フード・デリバリーガス・揮発燃料、給油所などといった業種については、必要に応じて営業が認められますが、当局が定める防疫措置を厳格に実施。
1週間前の規制から大きく変わったのはデパート、ショッピングモール内の施設です。テイクアウトは許可されていた飲食店、フードコートはすべて閉鎖。薬局以外は銀行、情報通信機器販売店もすべて閉鎖です。薄暗いショッピングモールのスーパーに買い物に行くのみの生活が続きそうです。
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