Suan Lamai(スアンラマイ)はラヨーン県の北部に位置します。
ラヨーン県とは
ラヨーン県はChonburi(チョンブリー、パタヤがある)県と隣接していて南部はタイランド湾と接していて、無数の島が存在します。サメット島が観光スポットとして有名です。
ラヨーンはタークシン王が王朝を建てる以前、ビルマ軍に攻撃されて崩壊寸前のアユタヤ王朝を出奔し、ビルマ軍を迎え撃つ海軍を組織しました。その後、タークシンはチャンタブリーで陸軍を組織しアユタヤへ向かったという歴史があります。
ラヨーンまでの道のり
タイ人の友人がロットウーの手配をしてくれて、チャーターで6人でラヨーンに向かいました。朝8時過ぎにバンコクを出発。ソンクランで道路は空いていますし、高速代はソンクランの間は無料です。
高速7号線を走り9時にBang Pakong(バン・パコーン)のドライブインに到着。高速の両サイドにマクド、KFC、バーガーキング、スタバなど全てのチェーン店が集積している大規模の有名なドライブインです。
チョンブリーで高速を降り、丘陵地帯を南東に進み、ゴムの木が生い茂る道を1時間半程で、スアンラマイに到着しました。
スアンラマイの施設
バンコクは平地の都市ですし、先日訪れたイーサン地方も丘陵地帯はなく、久しぶりに小高い山々を見ました。こちらではキャンピングカーに宿泊できる場所もあります。1泊2,000TB。
丘陵地帯にフルーツ農園とヤギの牧場があり、駐車場、レストラン、カフェなどがある入口で食べ放題のチケット1人590TBを購入します。農園で栽培された取れ立てフルーツ、特にドリアンが食べ放題なのがポイントです。
フルーツ食べ放題は期間限定:4月10日~6月30日
トロリーバスで2ヶ所を巡ります。1ヶ所目は、サラダや、ポテトフライ、フルーツはランプータンなどのメニューです。ここでは軽く済ませておいて、お目当てのドリアンがある2ヶ所目に行きます。
ランプータンの木
トロリーバスで、山を登ります。山全体がランプータン、マンゴスチン、ドリアン、ロンコンなどのフルーツの農園です。フルーツは店頭に並んでいるのしか見たことがなかったので、木に生っているのを見るのは初めてで新鮮でした。マンゴスチンも想像より大きな木に生ります。
ドリアンの木
ドリアンは他のフルーツと比較して値段も高いですし、カットして販売もされていますが、新鮮な物でないと臭みがあります。タイではホテル、電車に持ち込みは禁止です。農園からの取れ立てで、その場でカットしたドリアンが食べ放題なのが、タイの方にとっては魅力的なようです。
ドリアンをカット
見事な手捌きでドリアンをカットして、臭みがでないようにラップして並べていきます。
私はタイで初めてドリアンを食しました。果物の王様と呼ばれていますが、中々ジューシーで、他のフルーツとは比較できない美味です。個人的にはマンゴスチンの方が好みです。
食べ放題と言われても、ドリアンは結構お腹にたまりますし、そんなに食べられるものではないのですが、タイの友人たちは、ものすごい勢いで食べていました。周りの人々も圧倒的にドリアンが大人気です。タイの方は本当にドリアンが大好物です。フルーツはマンゴスチン、ランプータン、スイカ、ロンコンなどで、ソムタムなどのメニューもあります。
駐車場にはお持ち帰り用のフルーツも販売されています。
ラヨーンの海岸へ
ドリアンを心行くまで堪能して、山を下りて海に向かいました。途中、私のリクエストで「シリントーン王女ハーブ園」敷地内にあるPTTラヨーンのサッカースタジアムに寄ってもらったのですが、期間限定で植物園がオープンしていてスタジアム見学はできませんでした。
タイランド湾に面する海岸まで行きました。この辺りの海はあまり綺麗ではないのですが、潮の香りがして久々の海辺で過ごしました。ここはビーチというより海辺で新鮮なシーフードを食べる場所です。カニ、エビ、貝などを食べて、バンコクに戻りました。シーフードはビックリするくらいリーズナブルです。
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