タイ 2023年6月1日からの入国税徴収は9月1日に延期

入国税は陸路と海路は150バーツ、空路は300バーツ

タイ入国税徴収は2023年6月1日からスタートする予定でしたが、9月1日からに延期になります。観光・スポーツ大臣は入国税の徴収が9月以降に延期されることはないことを確認しました。飛行機で外国人に到着する場合は300バーツ、陸路と海路を経由する場合は150バーツを支払う必要があります。

入国税徴収は何度も延期となり、首相が変わったことで入国税徴収の件は中止となりました

徴収方法

観光・スポーツ大臣は、航空運賃に追加する徴収方法は、国際航空運送協会の平等を優先するシカゴ条約に違反していると航空会社から批判されました。同省は、オンラインアプリケーション、ウェブサイト、またはキオスクを通じて、空路、陸路、海路の3つの入国方法すべての料金徴収を外部組織に任せることを検討していると述べました。徴収方法の問題が解決してないため、9月1日までに間に合うのでしょうか？

入国税の明確化

観光・スポーツ大臣は料金の60~70%を使用して観光基金が設立される予定で、観光目的地の開発や公共サービスのユニバーサルデザインなどの新しいインフラの開発を支援し、アクセシビリティ、バスルーム、スカ イウォークを作成すると述べています。

観光事業者の要望

観光事業者は、タイの労働力不足の結果として、外国人ツアーガイドの流入を懸念していますが、
観光・スポーツ大臣は、現時点ではタイのツアーガイドの数は十分であると主張しました。観光局はトレーニングプログラムに取り組んでおり、既存のツアーガイドのライセンスを拡大していると述べました。違法なツアーに対する懸念が高まる中、同省は、全国に20万人以上の警官を擁する州警察に支援を求め、 2,000人の観光警察官が違法ビジネスを取り締まるのを支援すます。

観光・スポーツ大臣は、観光客の安全、質の高いツアーサービス、有意義な観光体験を確保するために2月に中国の文化観光省と違法ツアーの問題について話し合ったと述べました。

観光・スポーツ省の展望

観光・スポーツ大臣はタイ人と外国人観光客向けのワクチンと医薬品の準備ができているため、新しいCovid-19亜種「の拡散は、今年の2500万人の訪問者の目標に影響を与えないと述べました。また同省は2027年に5000万人の外国人観光客をタイに迎え入れ、GDPの25%を生み出すことを望んでいます。

セールスポイント

重要なセールスポイントは、英国の旅行メディアThe World Beach Guideが選ぶ「地球上のトップ100ビーチ2023」でトラン県のクラダン島が1位に選ばれました。タイは美しいビーチで有名ですが、多くのビーチが過密化し、商業化されています。クラダン島は陸から数キロしか離れていませんが、未開発の美しいビーチがあります。この白い砂浜は、アンダマン海に囲まれており、温かく透明度が高く自然の魅力が評判になるだろうと述べました。

• 1位：トラン県のクラダン島
• 9位：クラビ県のライレイ ビーチ
• 18位：プーケット県のフリーダムビーチ
• 21位：バンがー県のヤオヤイ島・レームハードビーチ
• 44位：スラタニー県のタオ島・タノテ湾

観光・スポーツ大臣は、これらのビーチは容量制御を採用し、天然資源を保護するために廃棄物と水の管理に厳しい措置を講じなければならないと述べました。当局によると、クラダン島では、1日あたり合計300人の宿泊客と日帰り旅行者が記録されており、最近のソンクラーン休暇中は1日あたり2,000人の観光客が訪れました。