羽田の検疫システム
日本入国には72時間前のPCR陰性証明書は必須です。バンコクから羽田までの飛行機の中で、日本入国の誓約書と滞在先の住所、メールアドレスなどの個人情報を記入する書類を渡されます。この書類は以前からのものとあまり変わりません。
スマホにアプリをインストール
インストールするアプリは2種類あります。
1)MY SOS:位置情報・健康状態の報告・居所確認のアプリ
2)接触確認アプリ:新型コロナウイルス感染症の陽性者と接触した可能性について通知を受け取ることができるアプリ。
このアプリを実行するスマホが必要で、検疫手続きの時にアプリを利用できるスマホを所持していない場合、入国前にスマホをレンタルすることになります。
検疫チェック
MY SOSがインストールされているかどうかチェックされます。私はインストールしていなかったので、インストールして入力するのに時間を要しました。事前にインストールすることをお勧めします。
次に滞在先、メールアドレス、電話番号のチェックと何ヵ所もチェックを受けます。私は日本のスマホは持っていませんが、タイのスマホでWifiが繋がればアプリもメールも作動するので問題ありません。ただし、緊急連絡先として友人の携帯番号を記入します。My SOSの説明を受け、使用方法マニュアルの冊子を受け取ります。その後のもチェックを受けて、ようやくPCR抗原検査です。極めてアナログ的なチェックで1時間以上はかかります。
PCR抗原検査
唾液によるPCR検査です。キットを渡され、一定量の唾液を容器にためて提出します。待機場所で検査結果が出るまで待ちます。結果がわかるまで30分ほどでした。これでようやく入管、預入荷物を受取、税関を通り無事入国しました。
自主隔離期間
現在タイは低リスク国のため、自主隔離14日間のみで、強制隔離はありません。毎日、スマホにインストールしたMY SOSから確認の連絡がきます。
1)現在地報告:1日に約2回連絡があります。通知が来たら現在位置報告ボタンをタップします。
2)健康状態の確認:1日に1回通知か来たら、健康状態の項目にチェックをして送信します。
3)居所確認:MY SOSを利用する最初に待機場所登録のボタンをタップします。これにより待機場所がインプットされます。毎日1~2回、通知がきて通知の1分後に電話コールが鳴ります。画面の枠内に顔が収まるようにして30秒間、待ちます。AIによるチェックシステムです。このチェックが14日間続きます。
PCR抗原検査キット
検疫チェックの時にPCR抗原検査キットを渡されます。自主隔離がスタートして3日目に検査をしますが、強制ではなく自主的にお願いしますレベルです。結果が陰性の場合は報告義務はなく、陽性のみ報告義務があります。私も検査をして陰性でした。ちなみにキットは1回失敗してもいいように2回分あります。
11月に帰国した友人はこの抗原検査キットはなかったと言っていたので、12月のオミクロン株が流行してからかもしれません。
この様な感じで14日間の自主隔離は続きます。
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