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タイ 5月1日はLabor Day(レイバーデイ)で祝日

バンコク王宮、ワットプラケオ イベント

5月1日は、世界中の多くの国で祝日

タイでは5月4日が戴冠記念日、2019年5月4日にRama10世、Maha Vajiralongkorn(ワチラロンコン)国王の戴冠式が行われた日で、行事、イベントが盛大に行われるため、5月1日のレイバーデイは連休になったりする時以外は、イベントも行われないので、祝日であることを忘れそうになります。

レイバーデイは労働者の日です。別の言い方をすればMay Day(メーデー)です。タイ語では、วันแรงงาน(ワン・レーンガーン)です。

タイでは1972年4月16日に祝日に採択されました。民間部門が休日として定めています。

レイバーデーの歴史

5月1日 は(メーデーとして知られる古代ヨーロッパの民俗祝日)、1886年に労働を祝う代替祝日として誕生し、後に国際労働者の日として知られるようになりました。労働者に焦点を当てた最初のメーデーの祝典は、1889年7月14日にフランスのパリでヨーロッパで最初の社会主義政党の国際会議が毎年5月1日を国際統一の労働者の日として宣言した後、1890年5月1日に開催されました。

元来、5月1日メーデーはヨーロッパの多くの地域でも祝日で、この日は夏の始まりを祝う冬の最後の日と考えられていました。このお祭では労働者と使用者(労使)双方が休戦し、共に祝うのが慣習であったため、近代に入り現在のメーデーへと転化しました。

レイバーデーの初期の歴史

この日付の起源は、1885年のアメリカ労働総同盟大会で、1886年5月1日に発効する1日8時間制の採用を求める決議を可決したことです。労働日の短縮を実現するための交渉が構想されていましたが、この要求を強制するためのストライキの使用が認められ、5月1日が調整されたストライキ行動の日付として提唱されました。

1886年のゼネストとヘイマーケット(シカゴ)暴動を引き起こしたことで、アメリカ合衆国ではより政治色の強い日である5月1日から9月の第1月曜日にレイバーデーを祝うことになります。カナダのレイバーデーも9月の第1月曜日に祝われます。

5月1日がレイバーデーの国

5月1日は国連などによって定められたInternational Dayとなっており、世界の80カ国以上が祝日です。イギリスとアイルランドでは、祝日は5月1日に固定されるのではなく、5月の第1月曜日に定められています。

20世紀になると、この祝日はソ連の公式承認を受け、特に一部の共産主義国家では国際労働者連帯の日としても祝われるようになり、冷戦時代の共産主義諸国の祝賀行事は、最新兵器が展示された大規模な軍事パレードや、政府を支持する国民のショーで構成されることが多かったです。

オーストラリア、ニュージーランド、オランダでも、別の日にレイバーデーを祝います。日本は5月1日はメーデーですが、休日ではなく、企業によりお休みです。

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