タイ国内で3ヵ月振りに新型コロナウイルス感染者を発見
タイでは国内の市中感染者0人が続いていて、3ヵ月振りに市中で1人感染者が見つかったため、濃厚接触者のPCR検査で大騒ぎになっています。このことがきっかけで海外からの観光客を入国させる「プーケットモデル」の計画が行き詰まりになりました。
タイ政府観光局(TAT)のコメント
タイ政府観光局(TAT)の高官は、地元経済を復活させる取組みの一環として来月予定されている、「プーケットモデル」の立ち上げは後退する可能性が高いと語りました。
TAT当局は、プーケットを訪問し、パイロットプロジェクトとして試用される外国人のための再開計画の草案は、地域社会から反発もあり、首相が進展を止め、修正を求めるよう促しました。
プーケット住民への説明
政府はプーケットの新しい再開計画が世論に準拠すると確信していて、地元のホテル協会は外国人旅行者のために安全で実用的で戦略的な参入を求めています。
副首相は、政府はパンデミックの影響を緩和するために地元の事業者を完全に支援しているが、コミュニティからの協力も必要であると述べました。公衆衛生大臣を兼任する副首相は、病院、医薬品、設備、人員など、同省には入院客の面倒を見る準備がしっかり整っていることを地元住民に伝えました。
観光・スポーツの大臣のコメント
観光・スポーツ大臣は、当局者が先週末にプーケットを訪問し、地元の住民や企業との対話を行った後、タイの帰還者と同様に観光客が14日間の検疫を受けるという規制に同意すると述べました。ここ最近のあいまいな安全対策についていくつかの誤解を認め、地域社会からの意見を考慮した上で、新しい再開のコンセプトを提案します。
観光・スポーツ省は、低リスクの国からのレジャー旅行者を含むすべての潜在的なグループを段階的に戻すことを目指しています。完成した観光計画は、Covid-19状況管理センター、経済状況管理センター、および今月の閣議で承認される必要があります。
プーケットホテル協会の会長のコメント
プーケットホテル協会の会長は、政府が計画を策定するまでには数ヶ月かかる可能性があると語りました。プーケットのホテルは国内消費の依存によってビジネスを維持することができません。ホテルの稼働率は1桁であると報告されています。
島の登録された約86,000の部屋は、キャッシュフローを壊すことも維持することもできず、その結果、海外からの観光客が許可されない場合、50,000人が職を失うことになります。パタヤ、コサムイなども同様です。
市中感染者1人見つかって、海外からの受け入れが延期になる現状では、タイへの観光は程遠いでしょう。各大臣がいろいろ述べているので、決定事項ではありません。これまで通り注視していきます。
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