最新のシステムを備えたバス待合所がオープン
最新設備のバス待合所はSmart Bus Shelters(スマートバス待合所)と呼称され、Rachadapisek Rd(ラチャダ・フィセ通り)のセントラルプラザ・グランドRama9、ショッピングモールの前にあります。ニュースでは2020年7月30日オープンで関係者のセレモニーが伝えられていましたが、本日も準備中でした。(タイあるあるです)
最新設備
32インチ×55インチのモニターが設置されていて、バスルート番号と到着予定時刻の情報が表示されています。また、無料のWi-Fiルーターとモバイルの充電器、セキュリティ用のCCTVカメラも備えています。
今まではスマホのアプリVia BusでGPSが設置されているバスの運行状態は確認できましたが、15分後に到着とかモニターでわかると便利です。
スマートバス待合所の種類
- モニター、無料のWi-Fiルーターとモバイルの充電器、セキュリティ用のCCTVカメラがフルバージョンタイプ
- モニター、無料のWi-Fiルーターはないモバイルの充電器、セキュリティ用のCCTVカメラの簡易バージョンタイプ
今後の工事予定
バンコク市内に100ヶ所に来年4月までにフルバージョンタイプを設置。250ケ所に簡易バージョンタイプを設置して合計350ケ所がスマートバス待合所になります。バンコクには約3,000ケ所のバス停留所があり、将来さらに多くのスマートバス待合所を設置予定です。
セントラルプラザ・グランドRama9のバス停留所の注意点
案内サインに137番、517番の2ルートです。実はRama9の交差点の近くのため左折するバスしか停車しません。右折する73番、514番、直進する206番などは停車しません。バンコクのバス停ではよくあることです。
バス会社BMTAの取り組み
2週間ほど前にクーラーのない古いバス車両から最新設備のバスに変えていくという方針が発表されましたが、バス停留所も最新設備に変わり、バンコクのインフラも徐々に進みつつあります。現在急ピッチで進むBTSの延伸、モノレールのゴールドライン、新路線のイエローライン、ピンクラインなど鉄道網が構築されているため、BMTAもインフラに力を入れています。利用者にとっては便利になります。
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