シリキット王太后のご遺体が安置
2025年10月24日、シリキット王太后が崩御されました。チュラロンコン病院から王宮のドゥシット・マハ・プラサート王座殿に移送され、安置されています。葬儀の儀式のため、10月26日から11月8日まで、王宮は一時閉鎖されていました。国王及び王室関係者の葬儀の儀式はPM7時からTV各局で1週間以上ライブ放送されました。
11月9日からドゥシットマハプラサート王座殿で一般市民が最後のお別れを告げることがワチラロンコン国王により許可され、本日、タイ人の知人とドゥシット・マハ・プラサート王座殿に弔問に訪れました。
無料の送迎バス

MRTサナムチャイ駅1番出口から無料のサナムルアーン行きのシャトルバスに乗ります。無料バスは戦勝記念塔、クルンテープ・アピワット中央駅、フアラムポーン駅、北バスターミナル、BTSサイアム駅など16ヶ所から運行。
サナムルアーン

サナムルアーンにはテントで覆われた広大な待合場所が設置されています。弔問に訪れる際のドレスコードは、女性は黒のロングスカートに長袖の黒のブラウスです。バッグと靴も黒です。


待合場所では食事の用意もされています。私はパッタイをいただきました。到着したのが12時過ぎで、弔問の時間が1時からのため、多くの人がここで食事をしています。待合場所を通り抜けて、王宮へ繋がる地下道を降ります。
地下道から王宮へ


地下道のスペースで手荷物検査とIDチェックが行われます。タイ人はID、外国人はパスポートチェック。チェックが終了すると、シールを胸元に貼ります。ゲートを出て王宮へ入ります。ここでプミポン国王とシリキット王太后の写真をいただきました。


王宮への観光客と、弔問の人はロープで仕切られています。壁画の横を歩き、チャクリー宮殿の前に出ました。ドゥシット・マハ・プラサート王座殿はチャクリー宮殿の横にあります。
ドゥシット・マハ・プラサート王座殿

ドゥシット・マハ・プラサート王座殿に入る前に、王座殿の前に設置されたテント内のイスで順番を待ちます。イスにカバンを置き、裸足になって人数制限されたグループで王座殿に入ります。シリキット王太后の棺の前で、横座りになり手を合わせて1回祈ります。お祈りの仕方はタイ人の知人に教えてもらいました。
ドゥシット・マハ・プラサート王座殿前から写真禁止です。上記の写真を王座殿を出るときにいただきました。

王座殿のお祈りが終わり、外に出ました。上記写真の左がドゥシット・マハ・プラサート王座殿です。シリキット王太后は国民から尊敬されていたので多くの方が弔問に訪れています。一緒に行った知人の妹さんもチェンマイから来ています。TVで見ていた王座殿を訪れることは貴重な体験となりました。



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