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タイ2020年1月1日からプラスチックレジ袋の提供が中止

バンコクロータスのレジ袋提供中止の看板 環境

2019年秋からショッピングモールなどで布袋など代替品の使用を告知

2018年12月から月に1度のレジ袋の提供なしのキャンペーンが始まり、2019年の秋にはGreen Lane(レジ袋の提供無しのレジ)が各ショッピングモールで数台稼働していました。

タイでは「no-plastic-bag」と呼称されています。このプログラムに参加している企業は43社です。

タイ プラスチックのレジ袋削減の取り組み
2020年1月1日からタイのコンビニ・スーパーなどでカスタマーへのレジ袋の提供が中止されます。タイの「レジ袋の提供無し」のプログラムに参加している企業はセブンイレブン・大手スーパーなど43社で、街中の至る所にある屋台には適用されません。

no-plastic-bagの啓蒙活動

Rama9のくじら
上記画像はRama9のフォーチュンの前のスペースに設置された、プラスティックのペットボトルの入ったクジラです。クリスマスディスプレイがスタートする頃に設置されました。

タイでは2018年6月に、南部の海岸に打ち上げられたクジラの体内から、80枚以上のプラスチックゴミの破片が発見されたニュースが報じられて以降、プラスチックゴミの問題に関心が高まりました。

ショッピングモール

バンコクトップスのレジ袋提供中止の看板
ロータス、BigC、Topsなどのプログラムに参加している大手スーパーではレジ袋の提供は完全に中止されています。布袋などを持参していない人は、レジ横で販売されているバッグを買うか、カバンに入れるかです。Topsは3B、ロータス5Bのバッグを販売しています。

周知期間が長かったわけではないですが、皆さん、布袋などを持参しています。MRTに乗ると今までレジ袋を持っていた人は皆無で、マイバッグ持参で風景が変わりました。

コンビニ

コンビニではタイ国内で1万店を超えるセブンイレブン、ファミリーマートなどがこのプログラムに参加しています。コンビニは日系企業が多いので、商品1つからでも今まではレジ袋に入れてくれました。

こちらもレジ袋の提供は中止され、皆さんマイバッグ持参、もしくはバッグの中に入れて買物をしています。

屋台

カットフルーツ、串焼き、ソーセージなどを販売している屋台では、小さなプラスティック袋に入れて持ち帰ります。屋台に関しては従来通りプラスティック袋は使用可です。

発泡スチロールの容器から、紙の容器に自発的に変えている屋台も見受けられます。

タイと日本のプラスティックレジ袋の比較

タイは「レジ袋の提供なし」をプログラムに参加している大手企業が先ず実践しています。個人経営の屋台までは強要していません。できる所から先ず実行です。

日本は全てが完璧主義の所があり、「レジ袋を有料化」する案です。今年の半ばまでには実行されるようです。

世界的に海の汚染の元凶であるプラスチックゴミの問題は、少しずつ改善されています。ヨーロッパも「レジ袋の提供なし」を実践しています。ストローの問題などまだまだ多くは改善されなければならないです。

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