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タイ ロイクラトン用のクラトンを創りました

クラトン 花細工

バイトーン(バナナの葉)と生花を使用

タイのLoi Krathong(ロイクラトン)は灯籠(クラトン)を川に流す(ロイ)というタイの人々の間で古くから続いていた風習です。河川の水位がもっとも高く、旧暦12月(現在の10月または11月)の満月の夜に行われます。今年は11月8日(火)です。クラトンはバイトーン(バナナの葉)と生花で作ります。

クラトン

クラトンの作り方

クラトン
クラトン

最初にパーツから作ります。 適度にカットしたバイトーンの葉を使用。バイトーンの葉は手でさくことができます。最初に三角に折り、少し隙間を開けて折り返します。この時に出来上がりが綺麗に見える用に葉の節の角度が揃うようにします。葉を後ろから前に戻して右画像のように立体に作り、ホッチキスで留めます。このパーツはバイトーンの基本パーツです。

クラトン
クラトン
クラトン

2つ目のパーツです。適度にカットしたバイトーンの葉とプラスチックのプットの花を使用。プットを折った葉の先に設置し、 左手で固定して、最後は端が見えないように内に入れて、葉をクルクルと巻き、ホッチキスで留めます。パーツを3枚重ねてホッチキスで留めます。この時、プットの長さ分をずらし、列が揃うように注意してホッチキスで留めます。

クラトン

クラトンのベースは発泡スチロールを使用。先ずベースの内側に1周パーツを取り付けます。その後、プットの3個ワンセットに固定したパーツを3層に取り付けます。取り付けは小さなくぎを使用します。プットのパーツの2層目は1層目の間に取り付け、3層目は1層目と同じ位置に取り付けます。

このようにレイアウトすると1層目と3層目の間に2層目が見えるので、バランスが良く美しく仕上がります。パーツの取り付けが完了すると、ベースの発泡スチロールの背面のバイトーンの余った部分をフラットになるようにカットし、表にはバイトーンの葉を敷きます。最後に乾燥を防ぐためにスプレーで水を吹き付けます。

仕上げ

クラトン

生花(マリーゴールド)と水色の花をバランスよく差し込みます。この水色の花は先生が花びらを染めて糸で固定して作っていただいたものです。最後に真ん中にロウソクと線香3本をたてて完成です。

クラトンの講習は後1回あります。今までにロイクラトンには2回行きましたが、今年は自分の作ったクラトンを流すことができます。

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