キングパワーはタイ免税店の最大手
スワナプーム空港にも大型免税店を所有するタイ免税店の最大手King Power(キングパワー)ですが、今年9月、市中店舗3店を閉店します。新たな事業形態を模索し、2年以内の再編を目指します。
閉店する店舗
- バンコクのマハーナコーンタワー内のMahanakhon(マハーナコーン)店
- スワンナプーム空港近くのSrivaree(シーワリー)店
- チョンブリー県のPattaya(パタヤ)市内のパタヤ店
この3店舗は、最盛期には1日当たり数万人を集客していました。最近は数百人にまで激減しているようです。
継続する店舗

- バンコクの戦勝記念塔近くのRang Nam(ラーンナム)店
- バンコクのOne Bangkok(ワンバンコク内)シティ・ブティック店
- 南部プーケット島のPhuket(プーケット)店
閉店理由
キングパワーは、タイを訪れる中国人観光客の激減が赤字転落の主因と説明しています。これまでの客層は、中国人観光客が70%、タイ人10~15%、その他で、仮に中国人観光客がタイに戻ってきたとしても、旅行形態は観光ではなく、ネット検索で行きたい場所を探す個人旅行に変化しており、免税店というビジネスがかつての栄華を取り戻すことはないとみています。
今後の対応
今回の閉店は、非効率なビジネス構造の見直しが一因とし、今後の競争力を維持するために人員のスリム化(精鋭化)が必要であると説明。全店舗対象での希望退職制度を実施する予定で、勤続年数に応じた法定以上の退職金を支給するとしています。
新たな事業形態は現在のところ未定で、決定には4、5ヶ月はかかるとしています。免税店経営を維持しながらのファミリー向けテーマパーク、ウェルネスセンター、レストランの運営などが挙がっています。
空港免税事業
空港内の店舗に関しても、タイ空港公社(AOT)との契約の解除を目指しており、今年第4四半期には結論が出る見込みです。AOTが契約解除に応じた場合、速やかに撤退、同時に、AOTが継続可能な案を提示してきた場合も、速やかに検討に入るとしている。
空港内の店舗は現在、スワンナプーム、ドーンムアン、プーケット、チェンマイ、ハジャイの5空港で営業しています。

コロナ渦の時、日本一時帰国でスワンナプーム空港を利用していました。空港内は全面改装でキングパワーのパネルが建っていました。コロナから3年経ち、旅行形態も変化、いろんなことが変化する時です。サッカープレミアリーグのレスターはどうなるのか気になります。



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