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タイ 60日間ビザ免除を全面廃止

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タイ外務省領事局は、2026年5月19日の閣議決定を受け、タイのビザ免除制度および到着ビザ(VoA)制度の大幅見直しについて発表しました。タイ政府は今まで93ヵ国・地域を対象としていた60日間ビザ免除を全面廃止することになりました。今後は「30日ビザ免除」「15日ビザ免除」「VoA(到着ビザ)」「二国間協定」の4系統へ再編されます。

今回の制度変更は、タイ官報への掲載後15日で施行される予定です。現在の制度で既にタイへ入国している外国人については、現在認められている滞在期限まで滞在可能とされています。

タイ外務省は、今回の制度見直しについて、安全保障対策、不法滞在対策、観光・経済への影響、相互主義、制度重複による混乱解消、そしてe-Visa運用の利便性などを総合的に考慮した結果だと説明しています。

日本は新制度では30日ビザ免除

スワンナプーム空港

30日ビザ免除(54カ国・地域)

アメリカ合衆国、カナダ、英国、アイルランド、イタリア、オランダ、ドイツ、オーストリア、フランス、ベルギー、ルクセンブルク、チェコ、デンマーク、スペイン、スウェーデン、スイス、フィンランド、ノルウェー、ギリシャ、ポルトガル、ハンガリー、アイスランド、エストニア、ラトビア、ポーランド、ルーマニア、リヒテンシュタイン、リトアニア、スロバキア、スロベニア、トルコ、ウクライナ、ジョージア、日本、台湾、ブータン、ブルネイ、フィジー、オーストラリア、インドネシア、イスラエル、ヨルダン、クウェート、キルギス、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、オマーン、バーレーン、カタール、サウジアラビア、南アフリカ、アラブ首長国連邦。

15日ビザ免除(3カ国・地域)

セーシェル、モルディブ、モーリシャス

VoA(到着ビザ・4カ国)

アゼルバイジャン、ベラルーシ、インド、セルビア

2国間協定90日

アルゼンチン、ブラジル、チリ、韓国、ペルー

2国間協定30日

中国、香港、カザフスタン、ラオス、マカオ、モンゴル、ロシア、東ティモール、ベトナム

2国間協定14日

カンボジア、ミャンマー(国際空港のみ)

日本の30日は一般的な観光目的のビザ免除制度ですが、中国・韓国はタイとの国家間協定に基づく滞在制度となっており、タイ政府が今回、両者を明確に区別して整理した形です。また、VoA(到着ビザ)の対象国・地域は31から4へ大幅縮小されます。

タイ外務省領事局は、1つの国・地域につき1つのビザ優遇制度のみを適用する方針を示しており、制度の重複解消や外国人滞在管理の整理・厳格化を進める姿勢を明確にしています。

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