タイ TM6（出入国カード）の免除が延長

電子渡航認証の開発

以前はタイ入国の際、TM6（出入国カード）を入管で提出していました。コロナパンデミック後のタイ入国の規制緩和により2022年7月2日から外国人旅行者に対してTM6（出入国カード）の記載が免除されました。それ以降免除は続いていて、一部ではTM6が復活するという噂もありましたが、延長が決まりました。

当局者らによると、国境を越えた観光を促進するため、観光料金徴収を統合する可能性のある新しい電子渡航認証（ETA）システムが開発されるまでの間、 TM6（出入国カード）の記載は来年4月30日まで停止されます。

観光スポーツ大臣は、内閣は、陸と海の検問所16ヶ所を経由してタイに入国する外国人に対するTM6（出入国カード）もの記載が免除を承認したと述べました。免除が適用される主要な検問所には、サケーオのアランヤプラテート、チェンライのチェンセーン、ソンクラーのパダン・ベサールなどがあります。

TM6（出入国カード）記載が免除の措置は、入国管理サービスの改善、検問所の混雑緩和、そして観光業の活性化による経済成長促進を目的としています。

ETAシステム

ETAシステムの開発を担当するのは外務省です。ETAシステムにより、ビザなし入国が認められている93ヶ国からの外国人観光客は、タイ到着前にオンラインで登録できるようになります。登録時に受け取るQRコードを使用して、自動化された入国ゲートを通過できるようになります。

一方、観光スポーツ省は、300バーツと150バーツの観光料金の徴収をETAシステムに統合することを検討しています。

TM6（出入国カード）免除の恩恵

ソンクラー観光振興協会会長は、TM6の免除により、この要件が施行されていた期間と比較して、ソンクラー県への毎日のマレーシア人到着者数が50％増加するだろうと述べました。マレーシアの休暇期間中、少なくとも1日2万人から3万人の観光客がハートヤイとソンクラーに集まります。今年のソンクラー市のマレーシア人旅行者数と観光収入総額は2019年の合計を上回るはずだと述べました。

観光振興協会会長はまた、少なくとも1万人の渡航者が南部の国境検問所を経由して通勤していることを踏まえ、利便性を確保するために観光大臣は国境検問所での観光料金徴収の最も効率的な方法を支持すべきだと述べました。

陸路ではラオスの鉄道は陸路旅行に恩恵をもたらします。