スポンサーリンク

バンコク チャイナタウン(ヤワラ―)の春節イベントは中止

バンコクの春節 イベント

2021年の春節は2月11日~17日

バンコクの春節

春節とは、中国における旧暦のお正月(旧正月)です。その中でも大型連休の代表とされるのが春節です。春節は中国本土のほか、台湾、香港、シンガポール、韓国、ベトナム、マレーシアなどでも国の祝日として定められていますが、タイでは祝日ではありません。

中国の春節は太陰太陽暦に基づいているため、2019年は2月5日、2020年は1月25日と毎年日にちが異なります。2021年は2月12日(金)が春節で、大晦日の2月11日(木)から2月17日(水)までの7日間が春節連休として定められています。

タイの春節

バンコクの春節

タイは中華系の方も多く、バンコクのチャイナタウンの広さは世界一です。以前は中国からの旅行者も多く、1000万人近くの人が訪問していました。2020年の春節はまだ新型コロナウイルスがよく分からなかったこともあり、入国制限もなく海外から多くの観光客がタイを訪れていました。その後タイで新型コロナウイルス感染拡大し、非常事態宣言が発令されました。

2021年の春節

バンコク都は、新型コロナウイルス感染拡大の懸念を理由に、チャイナタウンでヤワラー通りでの春節(旧正月)の毎年恒例のお祝いイベントの中止を発表しました。12月中旬に第2波が始まって以来、バンコクは802例の感染者が確認されていて、これはタイ全土の地域感染症例の4.70%に相当します。第2波は、春節までに収束する可能性は低いとバンコク都知事は述べました。

2021年2月4日の新型コロナウイルス感染状況

2021年2月4日、タイCOVID-19状況管理センター(the Centre for Covid-19 Situation Administration CCSA)は新型コロナウイルス新規感染者は809人が確認されたと発表しました。新たな死亡者はありません。

確認された新型コロナウイルス新規感染者は809人の内13人は、タイに入国後に隔離検疫施設で陽性が確認された人々で、国内感染には含まれません。

国内感染は796人でその内外国人労働者が751人で、タイ人らが45人です。感染地域別では、サムットサコンー県:786人、ターク県:5人、バンコク都:3人、マハーサーラカーム県:1人、ラチャブリー県:1人です。

累計の陽性者の数は22,058人、死亡者は79人です。14,798人が回復し、7,181人が治療中です。

バンコクは第2波は感染者は減ってきていますが、カウントダウンイベントに続き、春節の大型イベントは中止です。カウントダウンイベントを開催した地域で感染拡大したため、中止は止むを得ない判断かと思います。

コメント