タイ国立天文学研究所(NARIT)
今年、月が地球に最も近づく2024年10月17日木曜日の夜には、月が地球から約357,358キロの距離に位置するとタイ国立天文学研究所(NARIT)が発表しました。NARITは、人々は日暮れに東の空にスーパームーンを見ることができ、翌朝まで一晩中それを鑑賞することができると述べました。
またこの日はタイではオークパンサー(ออกพรรษา/出安居)で、タイ暦8月の十六夜の日のカオパンサー(入安居)から約3ヶ月間、仏教の修行に専念するため寺に籠った僧侶が修行を終える日です。タイ暦11月の満月の日がオークパンサー(出安居)です。
天文台でのイベント
タイ国立天文学研究所(NARIT)は、10月17日(木)PM6時~10時まで、スーパームーンを観察するために、5つの天文台でのイベントに人々を招待しています。入場は無料です。
- チェンマイのシリントーン天文台
- ナコンラチャシマー天文台
- コンケーン天文台
- チャチューンサオ天文台
- ソンクラー天文台
スーパームーン
月の大きさは変わらないのに、大きく見えるのは不思議です。月が地球の周りを円形ではなく、楕円の形で公転しているためです。2024年の満月の中で、10月17日が地球に最も近い時で、最も遠い時が2月24日でした。大きさと明るさを比較すると、スーパームーンは大きさで約14%大きく見え、明るさでは約30%もアップします。
バンコクは雨季ですが、今夜は雨が降らずスーパームーンを見ることができました。
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