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タイ国鉄SRT CovidExpressは継続

バンコクバンスー中央駅 電車・車

バンコクからCovid-19治療のための特別列車

バンコクは新型コロナウイルス感染者が連日3,000人を超え、厳しい規制にもかかわらず、増加傾向です。重症患者も増加で病床も逼迫しています。

2021年7月28日(水)、タイCOVID-19状況管理センター<CCSA>は16,533人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表しました。また133人が死亡しています。178,270人が治療中(病院67,084人、仮設病院111,186人)。4,325人が重症・重篤で、995人が人工呼吸器を使用しています。地域別では、バンコク3,997人、サムットサコーン1,147人、サムットプラカーン1,088人。

タイ国有鉄道(SRT)は、バンコクから治療のために故郷の県に戻りたい軽度または中等度の症状の患者のために、より多くの列車を提供すると述べました。 これまでも乗客数が少ないにもかかわらず、帰省するCovid-19患者に特別列車を提供しています。

コビッドエクスプレス

プラチョムクラオ駅

最初のCovidExpress(コビッド・エクスプレス)は2021年7月27日(火)の朝に137人の Covid-19 患者が Rangsit(ランシット)駅を出発、Ubon Ratchathani(ウボンラチャターニ)に午後に到着しました。

途中、Nakhon Ratchasima(ナコンラチャシマー)、Buriram(ブリラム)、Surin(スリン)、Sisaket(シーサケート)のいくつかの駅に列車は停車し、患者は降りることができました。役人のサポートの下、病院に運ばれました。

SRTは、東北部、北部、南部の他の県への同じサービスを計画しています。

バンコクは列車をCovid隔離センターに変える

バンコクのアサウィン・クワンムアン知事はタイ国有鉄道(SRT)と共同で、列車の車両を Covid-19隔離センターに変えることにより、軽度の症状の新型コロナウイルス患者のために15台の車両に各16台のベッドを設置して240床を作ることを計画していると述べました。

水と電気のシステムやトイレを追加設置し、窓に蚊帳を取り付けて7月30日までに受け入れを開始する予定です。

バンコクは仮設病院も満室で、入院先が見つからず自宅療養を余儀なくされています。バンコクの場合、大家族で暮らす人も多いため、自宅で感染が広がりやすく軽度の症状の患者も隔離施設に入院する方が感染防止にもなります。 現在の状況を考えると、後1ヵ月は厳しい状態が続きそうです。

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