タイ王室の発表
タイ王室は2025年10月25日午前1時58分、シリキット王太后陛下が崩御されたと発表しました。享年93歳でした。王室医師団の報告によると、王太后はこれまでチュラロンコン病院で療養を続けており、容体が悪化したため慎重な治療を受けていました。10月24日午後2時23分、同病院で静かに息を引き取られたということです。
10月26日(日)王宮へ移送

王室の葬列は10月26日(日)の午後4時半にチュラロンコーン病院を出発します。チュラロンコーン病院の前には病院の看護師、多くの喪服の人々が集まっています。3,000人以上の方が集まったそうです。


アンリ・デュナン通りを左折し、ラマ4世通りを右折します。サムヤン交差点でパヤータイ通りを右折し、シー・アユタヤ通りに入ります。
ワット・ベンチャマボピットを通過し、民主記念塔を通り、ラチャダムヌーン通りへ左折して王宮に向かう10キロメートルのルートです。搬送路沿いにも多くの人々が集まりました。この映像はTV中継されていて、各局同じ映像、ナレーションです。
ドゥシット・マハ・プラサート王座殿
王宮のドゥシット・マハ・プラサート王座殿にシリキット王太后のご遺体は安置されました。王室関係者のみで、僧侶の読経が響きます。
一般の人々は日曜日の午前8時から午後12時まで、王宮のサラ・サハタイ・サマーコム・パビリオンで王太后の肖像画の前に敬意を表して儀式用の水を捧げることができます。月曜日以降は午前8時半から午後4時まで、王宮内のサハタイ・サマーコム・パビリオンで皇太后の肖像画の前で哀悼の意を表し、弔問記帳をすることができます。
服喪と王室葬儀の方針
タイ政府は、シリキット王太后陛下の逝去に対する服喪期間を発表しました。すべての政府機関、国営企業、公共機関、教育機関は30日間、国旗を半旗にするよう指示されました。公務員、国家公務員、政府職員は1年間喪服を着用しなければならない。
アヌティン首相は、政府はシリキット王太后陛下の崩御を受けて、私的な祝賀行事や娯楽イベントを禁止していないと述べました。祝賀行事は禁止されていないものの、主催者は国民の追悼の雰囲気に合わせてイベントの雰囲気を慎重に調整するよう促されたと述べました。アルコールの販売と会場の営業時間に変更はないが、事業者には過度の騒ぎを避けるよう促しました。
2025年11月28日と29日に開催される「パタヤ国際花火大会2025(Pattaya International Fireworks Festival 2025)」を、今年は特別テーマ「The Light of Eternal Loyalty(光の忠誠、永遠に心に)」のもとで実施すると正式に発表しました。
ロイクラトンも予定通り開催されます。



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