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タイ 学校の新学期前にキャンペーン「バック・トゥ・スクール2025」を開始

学校のイメージ 環境

タイの新学期は5月中旬

タイの学校はソンクラーンの頃の1番暑い時期が2ヶ月間の夏休みです。5月中旬に夏休みが終わり新学期を迎えます。ただし、インターナショナルスクールは8月から、日本人学校は日本と同じ4月からです。

タイ商務省は、新学期を前にした家計支援と経済活性化を目的とした全国規模のキャンペーン「バック・トゥ・スクール2025」を開始したと発表しました。

バック・トゥ・スクール2025

タイの新学期

商務大臣が主導し、官民連携のもと実施されるこの取り組みには、学用品メーカー、コンビニ、百貨店、学習塾、音楽教室、インターネット会社、オンラインプラットフォームなど、全国22,924カ所以上の店舗・施設が参加しています。

キャンペーンは4月30日から5月31日までの32日間にわたって実施。最大74%の割引。

商務省の試算によると、この施策により家庭の支出はおよそ3億バーツ削減され、経済には9億バーツ超の資金が流入する見込みです。商務省は、政府の支出を減らし、収入を増やし、機会を拡大する政策と連動するものと位置付けており、特に新学期に向けて出費がかさむ家庭の負担軽減と国内消費の底上げを目的としています。

生活費軽減を目的とした他の施策としては、家賃割引、郵便料金補助、小売業でのプロモーションなども民間と協力して実施されており、これまでに累計3,000億バーツ以上の経済効果を生み出しているとのことです。

商務大臣はさらに、商務省が物価統制や自由貿易協定(FTA)交渉、国際関税の見直しなどを通じて、家計の購買力維持に努めていると述べ、昨年のインフレ率を0.4%に抑えたことも、こうした取り組みの成果だとしています。

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