The Platinum Square(プラチナム・スクエア)へ
プラトゥーナム地区の大規模再開発されるのは、ファッション雑貨の卸しPlatinum(プラチナム)の向かいの現在空地になっている場所です。コロナ前はファッション、バッグ、雑貨小物の小さな店舗が軒を連ねる市場でした。夕方になるとシャッターが降りた店舗の前に、違うお店が営業し、雑多な感じで活気がありました。コロナ渦で、市場の営業が出来ない期間が続き、コロナの後、市場は閉鎖となりました。

上記画像は解体工事が終わった2022年8月24日です。その後、フェンスで長い期間覆われていましたが、The Platinum Group(ザ・プラチナムグループ)が、大型複合開発The Platinum Square(プラチナム・スクエア)を中心とした新構想Platinum District(プラチナム・ディストリクト)を始動します。
向かいにあるPlatinum Fashion Mall(プラチナム・ファッション・モール)との連携を強化し、ASEAN地域におけるファッション卸売・小売の一大ハブとしての地位を確固たるものにすることを目指しています。
現在、プラチナム・ファッション・モールでは、利用者の約70%がインドネシア、インド、フィリピン、マレーシア、ベトナムなどからの外国人観光客で構成されており、残りの30%がタイ人です。

プロジェクト
ザ・プラチナムグループの会長によると、2024年に総額78億バーツの投資を決定し、商業的価値の高いプラトゥーナム交差点周辺において開発を開始しました。プロジェクトは、観光、不動産、ホテル、飲食、小売などのあらゆる分野のパートナーとともに地域の経済活性化を図るもので、タイ国内外からの購買需要の取り込みを期待されています。
ファッションの多様性(Spectrum of Fashion)をコンセプトに掲げ、多彩なブランドやスタイルを1ヶ所に集約する場として設計。
概要
- 敷地面積:約7ライ(約11,200㎡)
- 延床面積:約100,000㎡
- 構造:地上48階(商業施設4階、ホテル35階、駐車場4階)
- 駐車可能台数:613台
- 建設費:約39.5億バーツ
- 商業施設開業予定:2028年頃

周辺では建設中の地下鉄オレンジラインが2030年に完成予定であり、地域のさらなる発展が見込まれています。また、商業施設The Market Bangkok(ザ・マーケット・バンコク)の大規模リニューアル計画も進行中です。
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