今年の母の日は天候の変動で、価格が高騰
8月12日はタイの母の日、シリキット王太后陛下のお誕生日です。伝統的な方法で母の日を祝うことが好まれており、多くの方はジャスミンのマーライを贈り、母親からの祝福を受けます。ジャスミンは、花が白く、香りが長く続くことから、母の日のシンボル となっています。ジャスミンはタイ語でมะลิ(マリ)です。
ジャスミンの価格
コンケンでは、テッサバーン生鮮市場の多くの花屋が連日の雨でジャスミンの花があまり咲かなかったため、価格が高騰し、地元産のジャスミンの花が不足。インドネシアから輸入しています。
タイ産のジャスミンの花は1キログラムあたり1,500パーツですが、インドネシア産のジャスミンの花は1キログラムあたり1,000バーツです。今年の母の日はタイ産のジャスミンの花を見つけるのが困難で、マーライ職人は、花不足のためジャスミンの代わりにドクプド (タベルナエモンタナ・パンダカキ) のつぼみなどの白い花を使わざるを得なかったと語りました。
ナコンラチャシマではジャスミンの花1キログラムが2,400~2,600バーツで売られました。通常、オフピークシーズンのジャスミンの花の価格は、サイズに応じて1キログラムあたり300~600パーツです。今年は価格がその4倍に達しました。
私も花細工でジャスミンのマーライを作ったことがあります。お花の価格は母の日、バレンタインデー、ロイクラトンなどのイベント前には高騰すると聞いていましたが、天候不順もあり、マーライを作っている方は大変な思いをされたのだと思います。
母の日のイベント
8月12日の母の日はサナム・ルアンでシリキット王妃陛下のお誕生日式典が行われました。参加した人々は午後7時19分から式典に参加する前に、午前7時30分から193人の僧侶や修行僧にタンブンをすることができました。全国の市役所でも皇太后を祝う式典が開催され、人々は13日まで、王室事務局のウェブサイトに女王陛下へのお祝いの言葉を書き込むこともできます。
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