タイ空港公社の新空港プロジェクト
今年後半に、顔認識技術を使用した自動生体認証システムがタイの6つの空港に導入され、乗客は身分証明書を一度提示するだけで済むようになります。
タイ空港公社の局長によれば、このシステムは11月1日から国内線の乗客に、12月1日から国際線の乗客に利用可能になる予定です。
顔認証システム
この顔認証システムを使用するには、乗客は空港のカウンターまたはセルフ・サービスチェックインでチェックインをする際に、身分証明書情報(パスポート、IDカード)へのアクセスを許可する必要があります。このシステムは、 乗客の生体認証情報と旅程を電子的に収集し、航空旅行者がパスポートや搭乗券を提示せずに手荷物預かり所から搭乗ゲートまで移動できるようにします。 1回の登録は1回の旅程のみです。
システムを使用する6つの空港
- スワンナプーム国際空港
- ドンムアン国際空港
- チェンマイ国際空港
- チェンライ国際空港
- プーケット国際空港
- ハジャイ国際空港
タイ空港公社の局長は、9月と10月に空港を利用した乗客数は昨年の同時期と比べて約20%増加しており、来年はさらに増加すると予想されると述べました。
香港で顔認証システムを体験
8月に香港国際空港でトランスファーした際に、顔認証システムでした。パスポートをスキャンした後、顔認証システムでゲートが開きます。その後、手荷物検査を受けて完了。搭乗ゲートへ行き、顔認証システムでチェックイン。ボーディングパスはありませんでした。
タイのイミグレーション
タイを出国する際、現在のイミグレーションはパスポートのスキャンと顔認証です。昨年12月から導入され、機械の不具合でしばらく中止されましたが、夏ぐらいからは再度、パスポートのスキャンと顔認証で出国できます。
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