今年11月から来年1月にかけて激化すると予想
タイの天然資源環境大臣は、タイが6月から7月にかけてエルニーニョ現象に突入する確率は96~98%であり、その状態は2027年初頭まで続く可能性があると警告しました。こうした状況を受け、政府は気候変動への適応策と高解像度の気候リスクマッピングの開発を加速させているます。
大臣は、米国海洋大気庁(NOAA)、国際気候社会研究所(IRI)、欧州中期気象予報センター(ECMWF)など、世界の主要な気候機関による最新の予測を引用し、すべての予測が今後数ヶ月以内にエルニーニョ現象が発生する可能性が高いことを示していると述べました。
この現象は今年11月から来年1月にかけて激化すると予想されており、適切な対策が講じられなければ、タイの経済、社会、生産部門に重大な影響を与える可能性があります。
今月から1月にかけて、タイ国内の多くの地域で降水量が平年より少なくなる見込みです。
エルニーニョへの対策
生活用水、農業、工業、環境、生物多様性など広い分野を対象としています。これらは国民生活や経済の安定に直結する重要分野であり、首相は各担当機関に対し、実施済みの対策や準備状況、今後の行動計画を来週の閣議で報告するよう求めました。
天然資源環境大臣は、政府が災害管理と気候変動への適応を最優先事項の一つとして位置付けていると述べました。水資源管理の強化、防災システムの改善、国家災害保険制度の整備、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにするというタイの目標の推進、そして持続可能な天然資源管理の促進などが含まれます。
気候変動・環境省(DCCE)は、干ばつ、洪水、その他の異常気象への対策計画を改善するため、高解像度気候データベースの開発を加速させるとともに、国民の意識向上と適応策のプログラムを拡大していきます。
雨季のタイで最高37.4度
タイ気象局(TMD)は2026年6月15日、全国各地域の最高気温を発表しました。雨季に入っているタイですが、同日19時までの24時間で、最高気温は37.4度に達しました。
最高気温37.4度を記録したのは、東北部ローイエット県ムアンローイエット郡ナイムアン地区と、中部チャイナート県サッパヤー郡です。いずれもこの日の発表地点の中で最も高い気温となりました。
地域別では、北部はペッチャブーン県ロムサック郡で35.6度、東部はチャチューンサオ県サナームチャイケート郡とチョンブリー県サッタヒープ郡で35.6度を記録しました。バンコク首都圏では、パトゥムターニ県クローンルワン郡で36.5度を記録しています。
今回の最高気温は「非常に暑い」には達していないものの、雨季であっても日中は気温が上がる地域があり、屋外での活動や移動の際には引き続き熱中症への注意が必要です。



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