バイトーンにラックを縫い付ける
以前にイェップベープでお花を創りました。今回もバイトーン(バナナの葉)をベースに使用します。バイトーンは表裏と縦横を交互に6枚重ねにし、両面が葉の表になるようにして中央をピンで仮留めします。表裏と縦横を交互にに重ねるのはベースの強度を高めるためです。約8cmの円にカットして、ベースは出来上がりです。
ラックの花の作業
ラックの花をバラバラにします。先ず、花とガクの部分を分けます。花の部分は5枚からできている為、ナイフで端の芯をカットし、花びらの部分を2枚、2枚、1枚に切り分けます。この時、2枚の真ん中が割れないように注意します。
バイトーン(バナナの葉)をベース(6枚の真ん中)に花びらを挟みます。裏側から糸を花びらに刺し固定していきます。この時、バイトーンの縁より少し中に入るようにします。花びらは円の中央に対して垂直になるように挟みこんで1周縫い付けます。1周目の最後から5枚目ぐらいから調整をしますが、2枚が入りきらない場合は1枚でOKです。
2周目は1周目から少し内側に入れます。1周目と同じように、円の中央に対して垂直になるように糸で縫い付け最後の調整も1周目と同じです。
2周花びらを縫い付けた後は、中央部をラックのガクの部分を使用して縫い付けます。ガクを5枚にカットします。ガクの外側が上になるように縫います。この時、ベースの下からガクのすぐ横に糸を出し、ガクに刺していきます。1枚のガクに1ヶ所のみ糸を通すことになります。ガクも円の中央に垂直になることを意識しながら、3週縫い付けると完成です。
センターに千日紅を付けるため、細いワイヤーを中央部に差し込んで、千日紅を取り付けます。
ウバの部分
ランの花びらで作ったドッカーです。当初、ドッカーも作る予定でしたが、ラックの作業に時間がかかり、ドッカーは先生が用意してくれたものを使用しました。今回のウバはソンクルーワンで長さの異なる2段のウバを作ります。長い方はラックの花を8個つなぎ4本作り、短い方はラックの花を5個つなぎ8本作ります。それぞれラックのガクとプラスチックのガクをドッカーの間に留めます。
長い方のウバをひとつにまとめ、その周りに短い方のウバを1周するように並べて糸を結んで固定します。中央部に棒を差し込み、千日紅の固定に使用したワイヤーで固定します。固定作業の時にウバがばらけないように糸で仮留めをし、完成後にカット、最後にワイヤーをフローラルテープで巻いて完成です。
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