バンコク都知事が4月24日に発表
バンコク知事は、バンコクでの新型コロナウイルスの蔓延を封じ込めるためのより厳格な措置を講じることを発表しました。2021年4月26日から2週間、31の施設が新たに閉鎖されます。
閉鎖される施設
- 映画館、演劇館
- 遊園地、ショッピングモール内外のウォーターパーク
- 動物園
- スケートボード場、ローラーブレード場
- ビリヤード場、スヌーカー競技場
- ボーリング場
- インターネットカフェ、ゲームセンター
- プール
- フィットネスなどの運動施設
- 展示場、会議場
- 美術館、博物館
- 図書館
- 児童養護施設(病院内の施設は除く)
- 高齢者介護施設(長期間の入居を伴う施設は除く)
- ムエタイスタジアム、ムエタイ練習場
- 格闘技練習場、ジム
- タトゥーショップ、スキンに施術をする施設
- 社交ダンススクール
- 競馬場
- お守り(プラククルア)センター
- ダイエット・美容クリニック
- タイ古式マッサージ店、スパ
- すべての競技場
- 公共なイベント会場
- 会議場とイベント会場
- ショッピングセンターの営業時間はAM11時~PM9時
- 美容院は洗髪、カット、セットのみ。店内での時間待ちは禁止
- あらゆる種類のスポーツ会場
- 公園、運動場
- コンビニエンスストアの営業時間はAM5時~PM10時
- パーティー、映画撮影、TV撮影で20人以上の集まりを禁止。20人以上の場合は居が必要。
パタヤ・シラチャのあるチョンブリー県では上記のバンコクの同様の規制が「非常事態令第9条に基づく決定事項(第20号)」が発令された4月18日に発令されており、新規感染者が急拡大しているバンコクは1週間規制の発令が遅くなりました。
首相はロックダウンは各県知事に委任
プラユット首相は新たな規制、外出禁止令は各県知事に委任していると述べました。また医療関係の病床を待機している人々を2、3日中に移送できるように、ホットラインの改善も県知事に要望しました。
政府内でもロックダウンの発令を要望する方がいますが、現在はロックダウンすると、経済が回らないという理由で、判断は県知事に任されいます。タイ政府にはロックダウンを保証する金銭的な余裕はなさそうです。
2週間の新たな規制でバンコクも新規感染者が減るといいのですが、拡大していけばロックダウンもあり得るのでしょう。新たな規制により、日用品と食料品の購入にショッピングモールに行く以外は近くの散歩ぐらいになりそうです。
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