2020年2月4日 新型コロナウイルスの感染者数25人
タイ保健省がこれまで確認された19人から6人増加し、25人になったと発表しました。新たに確認された6人の感染者のうち、4人はタイ人で2人は中国人。タイ人の4人の内、2人が日本から帰国した人で、2人がタクシーの運転手でした。
タイはアメリカ・オーストラリア・マレーシア・フィリピンの様に全面中国人の入国禁止にはしていません。中国人ツアーが禁止になったので、旅行者は激減していますが。
イミグレーションの感染対策
本日、午前10時過ぎにチェーンワタナのイミグレーションに行きました。イミグレなのでパスポートのチェックは建物の入口で受けます。いつもより人もかなり少なくビザ延長の手続きの部屋に入る前に1列に並んでコロナウイルスのチェックをしています。
手続き申請に時間がかかる為、外に出たりしても水色のシールでチェックできます。出口ににもチェックする監視の人がいます。外国人が主に手続き申請するので当然の対策です。
申請手続きでは、ツーリストビザ・ノンビザのエクステンション(1ヶ月延長)の窓口が空いていました。今までは午前中に150番台ぐらいですが、今日は40番台でした。コロナウイルスの影響もありますが、ツーリストビザの取得も厳しくなっています。
マスクの使用率
コロナウイルスだけではなく、バンコクではPM2.5の対策もあるのでマスクの使用率は高いです。Rama9で通りを歩ている人は半分くらいの感じですが、今日乗ったMRTは8割以上の人がマスクを使用しています。地下鉄は気密性が高いですから、予防している人が多いです。タクシー運転手が感染したことで、保健省はタクシーのシートは除菌スプレーを使用し、窓を開けて喚起の注意を促しています。
除菌ジェル
ショッピングモールの入口には除菌ジェルが置いてあります。またフードコートの入口にも除菌ジェルが置いてあります。
武漢からのチャーター機が到着
日本は1月29日に武漢からのチャーター機の1便が到着しました。アメリカ合衆国と共に早い対応です。タイも一刻も早く武漢から帰国させるために交渉を重ねていると伝わっていました。
2月4日に138名がエアアジア航空のチャーター機でラヨーンのウタパオ国際空港に到着しました。ウタパオ空港は海軍の海軍航空基地が併設されています。
すべての乗客、スタッフ、乗組員は身体検査が行われ、問題がない人がチョンブリーのドンタン湾にある海軍福祉施設で2週間隔離されます。ニュース画像では完全防護服で警備は軍隊でものものしい様子でした。
タイもチャーター便でマスク、手袋、その他の医療用品合計4トンを中国へ運びました。
ニュースを見るとまだまだ感染数は増えそうです。手洗い・うがい・マスクの着用と気を付けるしかないです。
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