タイ 43県に感染拡大
タイは77県ですから半数以上の県で新型コロナウイルスの感染者が確認されています。10日ほど前にバンコクの隣県サムットサコーンのマハチャイ市場でミャンマーからの労働者の大規模クラスターが発生しました。数日は大規模のPCR検査で陽性者が1678人確認されましたが、現在は陽性者の数は落ち着いてきています。
国内で1番のエビ市場のため、全国から仕入れに訪れていて、コロナウイルスを持ち帰ったケースもあります。またエビ市場の市場調査に訪れていた県知事の陽性も確認されました。
ラヨーン県
タイの東部ラヨーン県では、違法カジノを中心として36人が新型コロナウイルスに感染するクラスターが発生しました。さらに感染者が増えて94人です。
知事は2020年12月27日、県を高度管理地域にすると発表し、パブやバー、タイ古式マッサージ店、マッサージパーラー、美容クリニック、フィットネスセンター、美容クリニック、高齢者ケアセンター、子どもケアセンター、公共図書館などの閉鎖命令がだされました。ロックダウンはされていません。
違法カジノに出入りしていたことで、感染者が判明しずらいこともあり、大規模クラスターになったようです。
バンコク
サムットサコーン県の一連でのバンコクの感染者は94人です。サムットプラカーンが27人、ナコンパトム53人とバンコク周辺で増加しています。
年末年始の営業規制
バンコク都は2020年12月29日~2021年1月4日までの年末年始の間、営業規制についての発表を行いました。
- バーやパブ、カラオケ店などはレストランとしてのみの営業が可能
(ダンスをしないこと、お客と歌を歌わないこと) - 飲食店のアルコールの提供はOK
- 閉店時間は深夜12時まで
- 競馬場、闘鶏場、闘牛場の施設を閉鎖
- マッサージパーラーを閉鎖
状況に改善が見られれば、1月5日より元に戻るとのことです。
パタヤ(チョンブリー県)
チョンブリー県でも新たに22人の新型コロナウイルス陽性が確認されています。
年末年始の営業規制
2020年12月29日~2021年1月4日までの年末年始の間、バンコク同様営業規制を実施します。
- バーやパブやカラオケでは着席しての飲食は可能(ダンスは禁止)
- 入店時の「タイチャナ」でのチェックイン、手の消毒、体温測定、ソーシャルディスタンスなど厳格な感染対策措置をとること
閉店時間の制限はないようです。
タイもじわじわと感染者が増えてきています。再びアクリル板が設置されたり、アパートの入口に手のひらをかざす体温計も設置されました。マスク、手洗い、うがいを心掛け3密のところを避けるしかないですね。
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