メーサイはミャンマー国境と接する街
2024年8月17日(土)の夜、チェンライのメーサイ地区でミャンマーのシャン州からの大雨と洪水により、国境を流れるサイ川が氾濫し、国境の市場やコミュニティが被害を受けました。
国境を流れるサイ川の氾濫により、近くのサイロムジョイ市場で今年4度目の洪水が発生し、土曜の夜遅くに、市場は1.00~1.50メートルの水深に沈みました。洪水は国境市場以外にも、サイ川沿いのコサイコ・サワンやムアン・デーンなどのコミュニティ、そしてマイ・ルンコン市場にも被害が及びました。
また、メーサイ地区の対岸にあるミャンマーのタチレクの町も土曜の夜遅くに浸水しました。パヤー・メンライ地区では、ターク川がパエパオ地区のバン・トゥン・チャオ村に氾濫を起こしました。ワット・ブーンヤワットでは洪水の水深が1メートルを超えました。
国立水資源局の報告
国立水資源局は、この最北端の県で過去24時間に120ミリメートルの雨量が測定されたと報告しました。トーン郡では、プーチ・ファ国立公園への道路で土砂崩れが発生し、ウィアン・チャイ郡では、ドン・シラ地区とパンンガム地区の15の村が流出しました。メーラオ郡では、灌漑用水路がブアサリー地区とパコルダム地区の4つの村に溢れ出て、チェンセーン郡では、カム川とコック川がパサック地区とスリドンムーン地区の7つの村に溢れ出ました。
災害予防・軽減局の現地事務所は、洪水によりチェンライの約2,000世帯が被害を受けたと述べました。雨が降り続けなければ、洪水は数日で収まるだろうということです。
メーサイの街
今年の3月にメーサイを訪れました。上記画像が今回氾濫した国境のサイ川でこの時は川の水が干上がるほどでした。
サイロムジョイ市場はミャンマー国境との街で多くのタイ人とミャンマー人が歩いて行き来しています。商店街に続く通りもお店が並んでいます。最近タイの洪水のニュースが多いですが、訪ねた街が洪水の被害にあったのを知るのはつらいです。
コメント