タイ人と観光客の間でのショッピングモールの人気を活用
タイ最大のショッピングモールの開発業者セントラル・パタナ社は、都市化の進展と観光業の活況を背景に、5年間で1200億バーツ規模の拡張を計画しています。バンコク最大のショッピングモール複合施設セントラルワールドの運営会社の最高経営責任者(CEO)は、小売モール、オフィスビル、住宅物件からなる複合開発に注力すると述べました。新たな開発は国内の主要都市や人気の観光地に立地することになります。将来のプロジェクトの詳細については明らかされませんでした。

セントラル・パタナ、アセット・ワールド・コーポレーション、その他の商業用不動産開発業者は、政府がタイを地域の観光と航空の中心地として確固たる地位に押し上げる取り組みを加速する中、タイへの投資を増やしています。
セントラル・パタナ社はタイ人と観光客の間でのショッピングモールの人気を活用する計画です。今後も、人気のショッピングモールの開発における強みを活かし、ショッピングだけでなく、オフィスビルや住宅物件にも顧客を呼び込んでいきます。
海外への参入
セントラル・パタナ社はベトナムの経済成長にも参入したいと考えていますが、ベトナム政府によるより明確な規制を待っていると述べました。ベトナムで規制がより明確になり次第、セントラル・パタナは投資を迅速に進めると述べました。
セントラル・パタナのチラティワット家は、イギリスのセルフリッジズ・アンド・カンパニー、ドイツのカーデーヴェー・グループ、スイスのグローブスも経営しています。タイで3番目に裕福な一族である同家の2月の純資産は約157億ドルでした。
セントラル・パタナの株価は今年約12%下落、ベンチマークとなるSET指数も14.7%下落しました。
カウントダウンイベント
セントラル・パタナは、2024年12月31日にタイ全土で行われたカウントダウンイベントに150万人を超える参加者を集め、カウントダウン記録を更新しました。バンコクのセントラルワールドのイベントには30万人が参加し、全国17支店でのイベントは世界中のソーシャルメディアプラットフォームで5000万回の視聴につながりました。
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