タイの3大睡蓮湖
タイで水面に咲き誇るピンクの睡蓮はウドンターニのタレーブアデーン(ทะเลบัวแดง)が有名です。TAT(タイ国政府観光庁)のおすすめにナコンサワンのブンボーラペット(บึงบอระเพ็ด)とパッタルンのタレノーイ(ทะเลน้อย)が紹介されていて、ナコンサワンのブンボーラペットを訪れました。ウドンターニのタレーブアデーンは5年前に訪れました。
ナコンサワンへの行き方
ナコンサワンはバンコクから北へ240キロ、SRT(タイ国鉄)、VIPバス、ロトゥーで行くことができます。今回はSRTを利用しました。
●行き:クルンテープ・アビワット中央駅 9:35発、ナコンサワン駅 11:37着。2等(クーラー車)336バーツ。
●帰り:ナコンサワン駅 12:42発、クルンテープ・アビワット中央駅 17:20着。3等(クーラーなし)96バーツ。
帰りもエキスプレス2等車に乗りたかったのですが、予約完売。乗車券はSRTの公式サイトから購入しました。
3両編成のエキスプレス2等車はクーラー車でリクライニングのシートで乗り心地も良かったです。終点がチェンマイで旅行者が多かったです。途中の駅で停車時間が長かったりして、ナコンサワンには30分遅れで到着。ナコンサワン駅や沿線のプラットフォームの多くは改装されています。
ナコンサワン駅から街中心部まで10キロぐらいあり、駅前に停車しているソンテウを利用。チャーターで街中心部のホテルまで1台150バーツ。
ナコンサワンのタクシー
ナコンサワンの市街地でタクシーが走っているのを見ることはありませんでした。ホテルで尋ねるとGrabを利用することを勧められました。Grabで予約した車に途中キャンセルされ、ホテルの方にGrabで車を予約してもらいました。
Bueng Boraphet(ブンボーラペット)へ
前日利用したGrabのドライバーさんと交渉して、睡蓮は早朝に咲くため、朝6:15にホテルに迎えに来てもらいました。往復で600バーツ。ブンボーラペットのボートは朝5:30から営業しています。街中から25分ぐらいでブンボーラペット水鳥公園に到着。タイ最大の湖で148種の淡水魚と156種の野鳥、そして44種の植物が確認されています。バードウォッチングでも有名でサギやカモなどの水鳥の他、タイならではの野鳥、1月頃にはシベリアなどから越冬する渡り鳥も見ることができます。
朝焼けが美しい湖畔まで数分歩きます。ウドンターニのような2、3人乗りの小舟のボートはなく、6人以上乗れる船のみです。チャーターのみで1台1時間600バーツ、2時間1200バーツ。昨日ホテルの方に聞くと、ファミリー、グループで来る人がほとんどだそうです。私は友人とドライバーさんと3人。
ボートは湖を進んでいきますが、枯れている睡蓮を進んでいくので、ピンクの睡蓮を見ることができるのか不安になります。対岸に近づいたところでピンクに咲き誇る睡蓮が目の前に現れました。睡蓮の湖は本当に綺麗です。
ボートを留めて、記念撮影。睡蓮の咲いている湖の深さは2メートルもないほど浅いと、船頭さんが竹を湖に入れて説明してくれました。撮影用に3本睡蓮の花を取ってくれたり、皮をむいた睡蓮の茎の試食をすすめてくれました。茎は薄紫でサッパリとしてシャキシャキ感があります。
水が豊富にないと睡蓮は咲かないらしいです。他の所は枯れていてここだけが咲いているのが不思議ですが、理由はわかりませんでした。しばらく停泊して、次は鳥を見に行きます。
ボートが進むんで行くと一斉に鳥が飛び立ちます。鳥の飛び立つ風景は圧巻です。
シベリアなどから越冬する渡り鳥かな?しばらく進むとワニが出るかもしれないから注意してねと言われましたが、ワニには遭遇しませんでした。鳥の生息地から湖畔へと戻りました。すれ違ったボートは1台、湖畔に戻った時に1台が出発。
ブンボーラペットは自然環境が守られており、静かな自然豊かな所です。2時間のボートツアーは癒された時間を過ごせました。
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