T1 BG Pathum United（パトゥム・ユナイテッド）
タイリーグT1 BG Pathum United（パトゥム・ユナイテッド）は10月24日、手倉森 誠監督との契約を解除したと発表しました。手倉森監督は2022年2月からBG パトゥム・ユナイテッドの指揮を執りました。後任にはアシスタントコーチの加藤光男氏が監督代行に就きます。
手倉森監督の功績
手倉森監督は2016年リオデジャネイロのオリンピックのU23代表監督やJ1ベガルタ仙台を指揮しました。今年1月27日にBG パトゥム・ユナイテッドの監督就任が内定し、2月から指揮をとりました。
2021－2122シーズン
2021－2122シーズンのT1リーグ戦で首位とポイント12差の4位に沈んでいたチームの再建を託され、就任後からは無敗の7勝1分けでT1を制したBuriram United FC（ブリーラム・ユナイテッド）にポイント2差の2位まで浮上させ、ACLチャンピオンズリーグの出場権も得ました。
2021－2122シーズンはブリーラム・ユナイテッドは元鹿島アントラーズを率いた石井監督がT1とタイリーグカップ、FAカップの優勝で3冠です。
2022－2023シーズン
4月15日～5月にかけて集中開催されたACLチャンピオンズリーグ（ACL）のグループステージを首位通過。BG パトゥム・ユナイテッドのホームのLEO Stadiumで集中開催されたグループGはメルボルン・C（オーストラリア）、全南ドラゴンズ（韓国）、ユナイテッド・C（フィリピン）が同組で3勝3分け、ポイント12でした。
8月19日、日本で集中開催されたACLチャンピオンズリーグ（ACL）決勝トーナメント1回戦は浦和駒場スタジアムで行われました。BGパトゥム・ユナイテッドVS 傑志（香港）の試合を4-0で勝利し、初のベスト8に進みました。8月22日、埼玉スタジアムで行われたQuarter Final、浦和レッズ VS BGパトゥム・ユナイテッドは0-4で完敗でした。
今シーズン開幕前の8月7日、タイチャンピオンズカップが、Nakhonratchasima（ナコンラチャシマ）の80th Birthday Stadium（80周年アニバーサリー スタジアム）で開催されました。昨季3冠のブリーラム・ユナイテッドFCに3-2で勝利し、クラブに新たなタイトルをもたらして上々の滑り出しでした。
ACLチャンピオンズリーグの出場でリーグ戦が過密日程となり、負傷者が相次いでいました。10月23日にバンコク・ユナイテッドFCとの上位対決に0－2で敗れ、今季リーグ戦は5勝2分け3敗の7位に順位を下げました。このことが手倉森監督の解任に至りました。
クラブ側は「手倉森誠氏のクラブへの貢献に感謝いたします。そして、次のサッカーの道での成功を祈っています」とコメントしました。
BG パトゥム・ユナイテッドはサポーターも熱く、人気チームです。監督の交代はやむを得ないです。
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