バンコクの路線バスはBMTA(Bangkok Mass Transit Authority)バンコク大量輸送公社が運営しています。
BMTAのバスは都市圏内の公共交通機関として重要な役割を担っている運輸省傘下の国営企業です。サービスエリアは、バンコク市内と、ノンタブリー、サムットプラカーン、パトゥムターニ、ナコーンパトム、サムットサコーンの隣接県までカバーしています。
営業時間はAM5:00〜PM11:00で、一部の路線では24時間営業で運行しています。
BMTAのバスの種類
- 通称赤バスと呼ばれている赤にクリーム色のツートンカラーに緑のラインが入ったエクーラー無しのバス。
- クーラー有りの車体がオレンジ色・黄色のバス。
- クーラー無しの車体がオレンジ色・赤・ピンクのバス。
- クーラー有りのバスで車体がブルーとグリーンのツートンカラー
- クーラー有り・車イス乗車可能の最新の水色のバス
バス料金はクーラー無しの赤バスは均一で8B、クーラー無しの赤バス以外が均一で10B、クーラー有りが13.21~14.25Bから距離に応じて料金がアップします。高速道路を走るエキスプレスは別途高速料金がかかります。
チャージカードが使用できるのはクーラー有り・車イスで乗車可能の最新の車両の水色のバスのみです。
510番の始発、戦勝記念塔から終点タンマサート大学まで乗車した時、片道が25Bで、帰りも乗るだろうからチャージカードがあると便利ですよと車掌さんが渡してくれました。
徐々に水色のバスは増えていますが、残念ながら運行路線が絶対的に少ないです。いつも乗るバスでは514番ぐらいです。
チャージは水色のバスの中でできます。チャージカードの他回数券カードもあります。
バンコクの赤バスは日本製の車体です。メンテナンスを重視していて古いながらもバンコク中で運行しています。水色のバスは中国製で、日本製の新車のバスを営業しています。メンテナンスは日本の技術がありますが、価格が中国製は半分以下で圧倒的に中国製に分があります。
MRT・BTSの延伸工事も進んでいますが、料金が安い上、広範囲を網羅しているため利用者も多いです。バス停でクーラー有りとクーラー無しの同じ番号のバスで、クーラー無しは均一10Bで安い為、クーラー有りを見送ってクーラー無しを待つ人もいます。
バス料金は2019年4月22日より値上げされましたが、MRT・BTSと比べると本当に安いです。今年度にバスの番号を方面ごとに変更する案があるようですが、以前も案が上がって利用者の反対で変更が見送られた経緯があります。
バスルート番号が変更されたら、このブログ記事も変更しなければ…。
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