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バンコク タイ王国空軍博物館を訪れる

バンコクのタイ王国空軍博物館 美術館・アート

ドンムアン空港の裏側に立地

以前、タイ王国空軍博物館の北にあるトゥーパテミー・スタジアムに空軍のサッカーチーム(T1)の試合を見に行ったことがあります。空軍のスタジアムのため、敷地に飛行機などが設置されていました。その頃から博物館にも行こうと思いながら中々行く機会がありませんでした。

タイ王国空軍博物館の行き方

バンコクのタイ王国空軍博物館
バンコクのタイ王国空軍博物館

BTS Royal Thai Air Force Museum(タイ王国空軍博物館)駅下車。2番出口から出ます。歩道に看板もあり、徒歩2分ぐらいです。ドンムアン空港の隣が空軍の施設です。

バンコクのタイ王国空軍博物館
バンコクのタイ王国空軍博物館

入口の門には軍の方がいます。挨拶するとどうぞ中へと。入場料は無料で、上記の左の画像が建物の入口です。

館内

バンコクのタイ王国空軍博物館

入口を入ると、F5戦闘機がお出迎えです。館内は空調が良く効いていて、撮影はすべて可です。

バンコクのタイ王国空軍博物館

入口から左へ進みます。タイ王国空軍の歴史がパネルで紹介されています。タイ王国空軍は1913年の設立。

バンコクのタイ王国空軍博物館

レトロな機体です。タイ人ファミリーが見学に訪れています。

バンコクのタイ王国空軍博物館
バンコクのタイ王国空軍博物館
バンコクのタイ王国空軍博物館

戦闘機の横に階段があり、操縦席を見ることができます。

バンコクのタイ王国空軍博物館

F-16ファイティング・ファルコン。アメリカ生まれのF-16戦闘機は初飛行から50年迎えましたが、2024年現在も6ヶ国から新規生産のオーダーを抱える今も現役の戦闘機です。

屋外

バンコクのタイ王国空軍博物館

館内から外へ出れます。屋外のスペースにも多くの戦闘機、ヘリコプター、飛行機が展示されています。

バンコクのタイ王国空軍博物館

ベトナム戦争で使用した輸送機です。屋外は暑いので見学に訪れている人の少数の人のみが見学しています。

お土産物・Cafe

バンコクのタイ王国空軍博物館

建物の左側に休憩所、お土産物ショップ、カフェがあります。私は初めて実際の戦闘機を見ました。戦闘機と言えばトップガンのイメージしかないぐらいです。トップガンは空軍ではありませんが。興味のある方にはおすすめします。

タイ王国空軍の歴史

タイの航空事業は、Rama6世の治世中、1911年2月2日に外国人がバンコクで最初の航空ショーを開催したときに始まりました。当時のタイ軍司令官は、将来タイが国防のために航空機を保有するという構想を持ち、国防省はタイ王国陸軍に航空部門を設立し、フランスの飛行訓練コースに参加するために、中尉の3人の有能な陸軍将校を選びました。

この3人の将校は後にプラヤー・チャラーマカス空軍元帥、プラヤー・ヴェーハサヤン・シラパシット大尉、およびプラヤー・タヤンピカート大尉に昇進し、「タイ王国空軍の創設者」として称賛されました。3人の士官がフランスで訓練コースに参加している間、タイ政府は国民からの追加の寄付により、ブレゲ機4機とニューポール機4機の合計8機の航空機を調達しました。タイの航空力は、わずか3人のパイロットと8機の航空機から始まりました。

3人のタイ王国空軍の創設者たちは、新しい場所に飛行場を移転することを検討し、ドンムアンが新しい空港の場所として選ばれ、恒久的な建物と格納庫が建設されました。国防省は1914年3月27日に航空部門を陸軍航空隊に昇格しました。現在、タイ王国空軍は3月27日をタイ王国空軍記念日と宣言しています。

タイの航空力は徐々に発展し、その重要性を増してきました。連合国とともにヨーロッパで第一次世界大戦に参加した後、陸軍航空隊は陸軍航空連隊に昇格しました。

1921年、国防省は航空戦力が軍事戦略だけでなく他の分野でも有用であると考え、陸軍航空連隊は航空連隊に改名され、後に国防大臣の指揮下にある空軍連隊となりました。1937年4月9日、空軍連隊はタイ王国空軍に昇格し、タイの空軍力は著しく進歩し、フランス領インドシナ戦争や第二次世界大戦などの多くの戦いで国家主権を守る上で重要な役割を果たしてきたほか、朝鮮戦争では国連軍に、ベトナム戦争では連合国軍に加わりました。

当初はわずか8機のプロペラ機でしたが、現在は最新鋭のジェット機を保有するタイ王国空軍です。

ギャラリー

タイ王国空軍のMap

●営業日:月曜日は休館、9時00分~15時30分

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