バンコクは感染者数6000人
タイ疾病管理局によると、タイで報告された新型コロナウイルス感染症の症例は先週33,030件に急増し、バンコクでは少なくとも6,000件の症例が確認されました。5月11日～17日までの新型コロナウイルス感染者数が3万3030人だったと報告、これは前週の1万6000人超の2倍にあたります。このうち1,918人が入院し、スコータイとカンチャナブリでそれぞれ2人が死亡したと報告されました。
2025年5月18日～24日までの1週間で、全国の新型コロナウイルス新規感染者が合計53,596人に増加。
感染者数
バンコクの感染者数は6,290人と最も多く、次いでチョンブリーが2,573人、ラヨーンが1,680人、ノンタブリーが1,482人、サムットプラカーンが1,442人と続きます。感染者のほとんどは30歳から39歳でした。
チュラロンコーン大学医学部のティラ・ウォラタナラット氏は新型コロナウイルス感染症の症例数が11週間連続で急増していると述べた。状況がこのまま続けば、次の週に報告される症例数は倍増するでしょう。少なくとも3ヶ月前からピークを迎えており、この流行は長期化するでしょうと述べました。
バンコク首都圏行政（BMA）医療サービス局（MSD）
バンコク首都圏行政（BMA）医療サービス局（MSD）の局長は、市は新学期の初めに児童に対する疾病予防対策を強化していると述べました。
MSDは病院に対し、特に0～4歳の幼児、高齢者、寝たきりの患者、慢性疾患患者などの治療を支援するために、医師と医薬品、ワクチン、ベッドなどの設備を準備するよう指示したと述べました。
発熱、咳、喉の痛み、倦怠感などの症状が現れた場合は、フェイスマスクを着用し、直ちにATK検査キットを使用するよう勧告されています。健康上の懸念がある場合、BMAドクターアプリを通じて遠隔医療サービスを受けることも、MSDホットライン（1646）に電話することもできます。
BMA保健局長によると、公衆衛生感染症局は、発生現場での疾病管理対策の支援と開始のため、監視および迅速対応チームを派遣する予定です。5人以上の生徒が感染した場合、学校は保健局に通知しなければならないと述べました。
アジアの国の感染状況
中国では、病院での陽性率が直近5週間で2倍以上に増加。香港では、呼吸器サンプルの陽性率が1年以上ぶりの水準となり、下水調査でもウイルス濃度の上昇が確認されています。
シンガポールでも感染者数と入院者数が前週比で約3割増加し、政府は約1年ぶりに感染状況を詳細に公表しました。いずれの国でも、新たな強毒性の変異株は確認されておらず、主な要因は免疫の低下とみられています。
MRTの電車内も、マスク着用している人が増えています。手洗い、うがいなどの基本を忘れないことですね。
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